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中東呼吸器症候群(MERS)について

ページ番号 1006400 更新日  平成27年7月7日 印刷

中東呼吸器症候群(MERS)について

 中東呼吸器症候群(MERS)は、平成24年9月以降、中東地域を中心に患者の発生が報告されていましたが、平成27年5月11日、韓国においてMERSの輸入症例が発生しました。その後、医療従事者や同じ病棟の患者やその家族に二次感染が多数発生し死亡例も出ています。

これまでに日本国内での発生は確認されておりません。

中東呼吸器症候群(MERS)とは

平成24年に初めて確認されたウイルス性の感染症で、原因となるウイルスはMERSコロナウイルスと呼ばれています。

平成15年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS(サーズ))の原因となった病原体もコロナウイルスの仲間ですが、SARSとMERSは異なる病気です。

発生地域

主として中東地域(アラブ首長国連邦、イエメン、イラン、オマーン、クウェート、サウジアラビア、ヨルダン、レバノン )で患者が報告されています。このほか、ヨーロッパ(イタリア、英国、オーストリア、オランダ、ギリシャ、ドイツ、フランス、トルコ)、アフリカ(アルジェリア、エジプト、チュニジア)、アジア(フィリピン、マレーシア、韓国、中国)及び北米大陸(アメリカ合衆国)からも患者の報告がありますが、これらはすべて中東地域への渡航歴のある人もしくはその接触者であることがわかっています。

(平成27年6月5日 現在)

潜伏期間と症状

潜伏期間は2日から14日(中央値は5日程度)で、主な症状は、発熱、せき、息切れなどです。下痢などの消化器症状を伴う場合もあります。MERSに感染しても、症状が現われない人や、軽症の人もいますが、特に高齢の方や糖尿病、慢性肺疾患、免疫不全などの基礎疾患のある人で重症化する傾向があります。
中東地域からMERSの確定症例としてWHOに報告された者のうち、症状が悪化して死亡する割合は、約40パーセントとされています。

感染経路

  • 人がどのようにしてMERSに感染するかは、まだ正確にはわかっていません。患者から分離されたMERSコロナウイルスと同じウイルスが、中東のヒトコブラクダから分離されていることなどから、ヒトコブラクダがMERSウイルスの保有動物であるとされており、感染源の一つとして疑われています。しかしながら、患者の中には動物との接触歴がない人も多く含まれています。
  • 家族間や、医療機関における患者間、患者‐医療従事者間など、濃厚接触間での感染も報告されています。しかし、これらの集団の中で感染が起こる仕組みは、正確にはわかっていませんが、主に、咳やくしゃみなどによる飛沫感染または接触感染による感染であると考えられています。ただし、季節性インフルエンザのように、次々にヒトからヒトに感染すること(持続的なヒト-ヒト感染)はありません。

治療方法及び予防方法

現在、MERSに対するワクチンや特異的な治療法はありません。患者の症状に応じた治療(対症療法)になります。 なお、MERSの発生が報告されている地域においては、咳やくしゃみなどの症状がある人との接触を避け、また動物(ラクダを含む)との接触は可能な限り避けることが重要です。

中東呼吸器症候群(MERS)への感染が疑われる方へ

中東呼吸器症候群(MERS)への感染が疑われる方は、直接医療機関を受診せず、野田健康福祉センター(保健所 電話:04-7124-8155)へご連絡ください。

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保健福祉部 保健センター
〒278-0003 千葉県野田市鶴奉7番地の4
電話:04-7125-1188
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