| A. はじめに 大都市圏への人口流入などにより、大都市近郊の自宅から鉄道を利用して都心部へ向かう通勤、通学者が増え、これに伴い駅周辺の自転車駐車需要が急速に増大し、放置自転車も増えることとなりました。
放置自転車をなくすための対策の基本は、駐輪場※の設置、放置自転車の撤去、自転車利用者への啓発の三点です。
平成5年に自転車法が改正され、自転車等の駐車対策について、市町村だけでなく、道路管理者、警察、鉄道事業者などの関係機関や地元商店街、自転車を利用する住民などの関係者が一緒に参加し、協議する場として自転車等駐車対策協議会が設置されました。
野田市でもこの協議会の意見を聞いて、自転車等の駐車対策を進めているところであり、市と市民各層の相互協力により自転車等駐車問題を積極的に解決して行くこととしています。
| ※駐輪場・・・ | 自転車及び原動機付自転車(オートバイ)の駐車施設であることから「自転車等駐車場」が正式な言い方ですが、ここでは固有名詞などを除き、原則として「駐輪場」といいます。 |
駐輪場整備の基本的考え方 これまでの駐輪場施設は無料であったため、自転車の長期放置や廃棄を招き、駐輪場スペースの不足が生じました。この反省から、今後、市など公共的団体の整備する駐輪場の利用にあたっては、利用者に一定の負担をお願いすることとしています。
このような中で、平成15年度には、川間駅南口市営第1自転車等駐車場、野田市駅市営第1、第2自転車等駐車場を開設し、また、平成21年12月1日、梅郷駅東口市営自転車等駐車場の供用を開始いたしました。
また、引き続き市内の既存の民営駐輪場を利用する学生との間の使用料負担の公平性を確保するため、民営駐輪場を使用する学生について、市営駐輪場料金との差額について直接助成を行います。
なお、駅周辺の放置自転車対策として、川間駅、野田市駅及び梅郷駅周辺につきましては、放置禁止区域として指定し、定期的に撤去作業を実施していますが、今後、駐輪場の整備に併せて、放置禁止区域を指定し、路上に放置してある自転車等を定期的に撤去するなどして、都市環境の整備を図って行きたいと考えています。
野田市の駐輪場の様子 | | | | (川間駅) | |
| | | (野田市駅) |  | | | | (梅郷駅) | | |
各駅の現状と整備方針 1 川間駅 川間駅周辺は放置禁止区域に指定されており、北口は民間の施設整備が進んでいることや、定期的に撤去作業もしていることから、放置自転車は比較的少ない状況です。
南口は駅前に常時放置自転車がみうけられるので、定期的に撤去作業を実施し対応しています。 また、南口においては、東武鉄道駅構内用地を借地して190台収容規模の駐輪場の整備をし、平成15年度から供用を開始しました。 2 七光台駅 駅西口については、平成16年度に土地区画整理事業地内に駐輪場(暫定施設)を整備し、概ね良好な状態となっております。
駅東口については、東西連絡自由通路の開設に伴い、暫定施設を整備しました。 3 清水公園駅 駅西口に駐輪場(暫定施設)を整備し、概ね良好な状態となっています。
駅東口については、東西連絡地下通路と地下駅舎の開設に伴い、暫定施設を整備しました。 4 愛宕駅、野田市駅 愛宕駅の東西に駐輪場(暫定施設)がありますが、駅周辺は放置禁止区域に指定されていないため、放置自転車の撤去ができないので、長期間放置してある自転車の移送や放置自転車を抑制するためのバリケードの設置等の対策を講じていますが、駅前歩道橋付近に放置された自転車がみうけられます。
野田市駅周辺は施設も整備され、放置禁止区域に指定されていることから、概ね良好な状態となっています。 愛宕駅及び野田市駅については、当面は現在の状態を維持し、連続立体交差事業の実施後には鉄道高架下の利用を検討したいと考えています。 5 梅郷駅 駅西側は、駐輪場(暫定施設)が無料であることから、長期間放置されている自転車もあり、定期的に放置自転車を移送していますが、放置自転車が後を絶たない状況です。今後、土地区画整理事業の進捗に併せて、有料施設の整備を実施したいと考えています。 駅東側については、梅郷駅東口駅前広場、梅郷東駅前線等の整備に併せて、平成21年12月1日に自転車1,570台、原動機付自転車(50cc以下)80台収容規模の市営駐輪場を開設いたしました。
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