■六丁四反水路に国の協力で排水施設設置
道路冠水や床上浸水など関宿地域の浸水被害を解消へ
市では、関宿地域の浸水対策の大きな課題となっていた六丁四反水路を、合併の際に新市建設計画の重要課題の一つに位置づけ、浸水箇所の調査や解析、緊急工事などに取り組んできました。また、水路沿線の被害を大きく改善するため、国土交通省の協力を得ながら排水施設を設置しました。今後も、関宿高校前の改修工事を進め、道路の冠水や家屋の浸水被害の解消に取り組んでいきます。
市では、合併に際し六丁四反水路を改修して浸水被害を解消することを新市建設計画の重要課題の一つと位置づけ、平成15年度から浸水箇所の調査や、水の流れの解析に取り組んできました。
六丁四反水路は、親野井地区から関宿地域を南北に抜け、船形地区へ通じる全長約7.7キロメートルの水路ですが、水路周辺では、昭和40年代以降、宅地化が進んだことで水路に流れる水量が増加し、夕立程度でも道路や宅地が冠水するなど、浸水対策は大きな課題でした。
市では、平成15年12月に、関宿中央小学校下流左岸の暫定調整池の流入口を改良する緊急工事を行うとともに、下流部分の土地開発に伴い、水路幅を拡張することで、道路冠水面積の減少や冠水時間の短縮をすることができました。
しかし、16年の台風22号や23号では、記録的な降雨となり、水路周辺を中心に、次木地区や親野井地区、東宝珠花地区、木間ケ瀬地区などの広い範囲で、車両の通行止めや宅地内への浸水が発生しました。
そこで、市では、上流部分の雨水を途中で江戸川に排水することで、水路全体の水位を下げ、浸水被害を減少させようと、16年度から国土交通省と協議を進め、18年度から共同して工事に着手し、19年12月に排水施設が完成しました。
施設は、大雨で水路の水位が上昇したときに、東宝珠花地先で六丁四反水路から県道結城野田線の地下を横断させ、ポンプにより江戸川へ排水するものです。
また、ポンプの排水能力は、県道結城野田線の道路冠水や水路周辺で、15か所の浸水があった16年の台風22号規模の雨量(24時間で161ミリ)に対応できるように、設計しています。
なお、今年度は、下流部分で浸水被害の大きかった県立関宿高校前でも水路改修工事を実施しますが、設置したポンプの排水状況を見ながら、今後の水路全体の整備計画を検討していきます。

【問合せ】土木課
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