算額(さんがく)
金乗院に奉納された「算額」です。算額とは、和算家が自分で作った数学の問題や解答を書いて、神社や寺院などに奉納した絵馬をいいます。
この算額は、市内に現存する唯一のもので、安政6年(1859)に奉納され、奉納者は、清水の渡辺元五郎忠次ほか6名です。
これらの人たちは、船橋市後貝塚、最上流、高橋左内保永門下、後藤兵庫の門派です。縦60センチメートル、横93センチメートルの杉の一枚板に枠をつけたもので、3問の問題とその回答、作図などが描かれています。
昭和44年に野田市の『民俗文化財』に指定されました。
- 所在地
野田市清水914 金乗院 - 交通アクセス
まめバス5北ルート清水「野田貝塚」バス停下車徒歩約3分
東武野田線(東武アーバンパークライン)「清水公園」駅下車徒歩約10分
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