冷えの影響と妊婦さんが自分でできるケア

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ページ番号 1035050 更新日  令和4年6月14日 印刷 大きな文字で印刷

助産師コラム

こんにちは。野田市保健センターの助産師です。

最近大分暑くなってきましたね。「こんな時期に冷えのお話?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、暑い時期はエアコンを使用しますし、冷たいものを摂取しがちなので冷えには要注意です!

まず、冷えが妊娠中の身体に及ぼす影響としては、下半身の血液循環が悪くなり、「お腹が張る」「帯下が増える」「尿が近くなる」「足がよくつる」「足のむくみ」「静脈瘤」「痔の悪化」「腰痛」「疲れ易い」「冷感」「睡眠不足」などの症状が現れる可能性があります。そして、切迫早産や前期破水、微弱陣痛、弛緩出血の原因になる場合もあります。また冷えた胎内環境は胎動の減少や低出生体重児を引き起こす原因にもなりかねません。

冷えは万病の元といいますが、妊娠中や出産後も冷えない身体を作る必要があるのです。

それでは、冷えの対策をお伝えしますね。

  1. 身体の内側から温めましょう。食事に気を付けましょう。冷たいもの、精製された砂糖や生野菜、果物などは身体を冷やします。取り過ぎに気を付けて、和食を中心に根菜類や温かい食べ物を取るようにしましょう。
  2. 運動をしましょう。筋肉を動かすことで熱が産生され、身体が温まります。ウオーキング、妊婦体操、マタニティヨガなどを、無理のない範囲で毎日やりましょう。ただし、医師から安静を指示されている方は、指示に従ってください。
  3. 精神的・肉体的ストレスを最小限にしましょう。
  4. シャワーだけで済ませないで、半身浴などで温まりましょう。
  5. カーディガンやひざ掛けなどで、体温調節をしましょう。

冷えは胎児や妊娠期だけでなく、産後にまで影響することがありますので、意識して予防するようにしましょう!

保健センター 助産師

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〒278-0003 千葉県野田市鶴奉7番地の4
電話(母子保健係):04-7125-1190
電話(健康増進係):04-7125-1189
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