筋肉からマイオカインが分泌される

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ページ番号 1039209 更新日  令和5年9月14日 印刷 大きな文字で印刷

東京理科大学 柳田信也教授
(監修:柳田信也教授)

 健康のために運動が大切であることは広く知られていると思います。運動によって筋肉を動かす際に、エネルギー源として糖や脂肪が消費されることから、肥満や糖尿病などさまざまな疾患の予防につながることも分かっています。これまで、筋肉は運動や体を支える運動器官であると考えられてきました。 しかし近年、筋肉からマイオカインという物質が分泌され、血液の流れにのって脳や心臓など他の臓器でさまざまな効果を発揮することが明らかになり、筋肉は内分泌器官でもあることがわかりました。これまでに数十種類ものマイオカインが発見されており、これらのマイオカインは、さまざまな疾患の発症/予防に関わることや、体の調子やメンタルヘルスにも影響を及ぼす可能性が示唆されています。このマイオカインの働きに代表されるように、運動はただ筋肉を使うだけではなく、全身に対して良い影響を与えるものであると考えられております。

市で実施している、シルバーリハビリ体操に参加し、筋肉からマイオカインを分泌させていきましょう。

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