結帯動作と日常生活

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ページ番号 1040160 更新日  令和6年1月12日 印刷 大きな文字で印刷

(柳田信也教授)
(監修:柳田信也教授)

 私たちの体にある多くの関節の中で、肩関節は肩甲骨から腕がぶら下がり、重力の影響が強い構造になっているため、最も不安定なものと考えられています。一方で、関節の可動域は極めて広いという機能と構造のミスマッチがある関節です。
 人体の関節には屈曲、伸展、外転、内転、内旋、外旋などの動きがあり、肩関節もその複合的でさまざまな動きが可能です。肩関節に特徴的な動きとして「結帯動作」があります。これは文字通り「帯を結ぶ際に背中に手を回す動作」のことで、肩関節の伸展、外転、内旋という3つの複合動作です。これは、日常生活の中で更衣動作やズボンの後ろポケットに物を入れる時の動きであり、肩関節の柔軟性や筋力が同時に必要になります。自分の手で背中のどのあたりまで触れられるか試してみると肩関節の柔軟性や筋力などを知ることもできます。
 市で実施している、シルバーリハビリ体操に参加して、結帯動作をスムーズにできるようにしましょう。
 

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