子どもの事故への事前対策の大切さ(保健師コラム)
子どもの事故への事前対策の大切さ
子どもの成長・発達はとても早いものです。首がすわり、寝返りやお座りができるようになると、次はハイハイやつかまり立ちができるようになります。1歳6か月の頃には、一人で歩けるようにもなってきます。成長はパパ・ママにとって、とても喜ばしいことかと思います。
しかし、その一方で大人では到底思いつかない動きをする時期でもあります。子どもがどのような時、どのような行動をとり、どのような事故が起こりやすいのかを知っておくことで、事前に防ぐことのできる可能性が高くなります。
事前にできる対策の例を、下記に紹介します。
- 洗剤、刃物、薬などをしまっている棚や引き出しにロックをかける
- トイレや浴槽などは溺れる危険があるので、入れないようにロックをかけたり残し湯をしない
- 床に電気コードや新聞紙など、つまづくものを放置しない
- タバコやボタン電池など、子どもが誤飲しそうな大きさのもの(直径39ミリメートル以下のもの)を放置しない
- 台所にはベビーガードなどで入れないようにする
その他にも起こりやすい事故は多くあります。消費者庁の事故防止のハンドブックのリンクを文章の最後に貼ってありますので、起こりやすい事故や予防するためにとるべき対策などをぜひご確認ください。
万が一事故が起きてしまった際には適切な処置が必要になりますが、どのような処置をすればよいのかは事故によっても違います。事故の際には119番の救急要請のほか、公益財団法人日本中毒情報センター中毒110番や、こども医療電話相談事業「#8000」にご相談ください。
保健センター 保健師
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