帯状疱疹について

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ページ番号 1039145 更新日  令和5年11月14日 印刷 大きな文字で印刷

帯状疱疹の原因や症状について

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスによって起こる病気です。初めてウイルスに感染したときは水痘(水ぼうそう)として発症し、治った後もウイルスは生涯にわたって神経節に潜伏します。日本の成人の約9割がウイルスを保有していると言われています。

普段は免疫力によってウイルスの活動は抑えられますが、過労やストレス、加齢などによって免疫力が低下すると、ウイルスが再び活性化して、帯状疱疹を発症します。特に50歳代から発症率が高くなり、80歳までに3人に1人が発症すると言われています。

発症すると、身体の左右どちらかの神経に沿って、皮膚のかゆみ・違和感やピリピリとした痛みがあらわれます。その部分に痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。症状の多くは上半身に現れ、顔面特に目のまわりや頭にも現れることがあります。発症時に神経が損傷されると、皮膚の症状が治った後も痛みが続くことがあります。この痛みが3か月以上続くものを帯状疱疹後神経痛(PHN)とよびます。ほかにも合併症として、目や耳の神経が損傷されると、めまいや耳鳴りの症状が出たり、重症化すると、視力低下や失明、顔面神経麻痺など重い後遺症が残る可能性があります。

帯状疱疹がほかの人にうつることはありませんが、これまでに水ぼうそうにかかったことのない人や、免疫のない人には水ぼうそうとして感染・発症する可能性があります。

帯状疱疹の予防と重症化予防のために早期発見・早期治療を

帯状疱疹の予防には、日頃から体調管理を心がけ、免疫力が低下しないように健康的な生活を送ることが大切です。また、50歳以上の方は、任意で予防接種が受けられます。

(予防のポイント)

  1. バランスの取れた食事をとる
  2. 十分な睡眠をとる
  3. 適度な運動をする

 もし帯状疱疹にかかってしまっても、早期発見・早期治療をすることで重症化を防ぐことができます。

 抗ウイルス薬による治療はできるだけ早く開始するほど効果が期待できます。自覚症状がある場合には、早めに医療機関を受診しましょう。

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〒278-0003 千葉県野田市鶴奉7番地の4
電話(母子保健係):04-7125-1190
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