選挙の歴史

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ページ番号 1042356 更新日  令和6年9月25日 印刷 大きな文字で印刷

年月を重ねて獲得した選挙権

みなさんは、「満18歳以上の日本国民であれば、誰もが選挙権を持っているのは当然のことだ」とお考えではありませんか?確かに現在の日本では「あたりまえのこと」かもしれませんが、僅か100年ほど前までは、今とは全く状況が異なっていました。

明治23年に行われた第1回衆議院議員選挙では、有権者は「直接国税15円以上を納税した満25歳以上の男子」に限られており、「人口に占める有権者の比率は僅か1.1%」でした。女性が選挙権を有するようになった初めての選挙は、終戦翌年の昭和21(1946)年です。それ以後は、年齢や差別、納税額などの条件はなく、すべての成人が選挙に行って投票できるようになりました。

現在、私たちの選挙権は、誰もが自由に意思を表明できる素晴らしい貴重な権利です。この貴重な権利を決して無駄にすることのないよう、これからの選挙でも必ず投票に参加しましょう。

【選挙における有権者の条件と、有権者が人口に占める比率】
        有権者の条件 人口に占める有権者の比率
明治23年 第1回衆議院  満25歳以上の男子   約1.1%
1890年 議員総選挙  直接国税15円以上の納税
明治35年 第7回衆議院  満25歳以上の男子   約2.2%
1902年 議員総選挙  直接国税等10円以上の納税
大正9年 第14回衆議院 満25歳以上の男子   約5.5%
1920年 議員総選挙  直接国税3円以上の納税
昭和3年 第16回衆議院 満25歳以上の男子   約20.0%
1928年 議員総選挙  納税条件なし   
昭和20年(1945年)第二次世界大戦終戦
昭和21年 第22回衆議院 満20歳以上の男女 約48.7%
1946年 議員総選挙 
昭和22年(1947年)日本国憲法が施行(5月3日)
平成28年 第24回参議院 満18歳以上の男女 約83.7%
2016年 議員通常選挙

☆直接国税とは、土地や所得にかかる税金のことです。
「千葉県の選挙 中学3年生用」(千葉県明るい選挙推進協議会・千葉県選挙管理委員会)より

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