令和6年能登半島地震への水道部の取り組み
令和6年能登半島地震への水道部の取り組み
水道部では、令和6年能登半島地震の被災地を支援するため、千葉県、各関係機関と情報共有しながら取り組んでいます。
日本水道協会千葉県支部(千葉県企業局)からの要請に基づき、石川県輪島市への応急給水活動のため、以下のとおり職員及び給水車を派遣しました。
業務内容 | 派遣先 | 派遣期間 | 派遣人数・派遣台数 | その他 |
---|---|---|---|---|
給水車の出動、応急給水活動 |
石川県輪島市 |
令和6年3月13日(水曜日)から3月19日(火曜日)まで |
|
なお、能登半島地震の概要については、各関係機関ホームページの情報をご確認ください。
石川県輪島市での応急給水活動を終えて
令和6年3月19日に石川県輪島市での応急給水活動を終えた職員(2名)に活動内容や現地の状況を伺いました。
石川県輪島市での活動内容を教えてください。
令和6年3月13日に野田市水道部を給水車(3トン)で出発し、16時頃に石川県金沢市の金沢企業局に到着しました。
到着後、横浜市から現地での給水活動について説明を受け、14日から18日にかけて輪島市里町にて仮設住宅に設置されている貯水槽への給水活動を行いました。
令和6年3月19日に石川県金沢市の金沢企業局を給水車で出発し、18時頃に野田市水道部に到着しました。
現地の様子を教えてください。
令和6年1月1日に能登半島地震が発生してから、3か月がたとうとしていますが、輪島市内は仮設トイレが多く、路面状況は路肩の段差が最大で40センチ程度もある状況でした。主要道路以外は被災時のままとなっているところが多かったです。
給水活動で印象に残ったことはなんですか。
印象に残っているのは、現在も輪島市内は仮設トイレが多かったり、道路の復旧が進んでおらず、道路の片側が陥落したままとなっている状況を目の当たりにしたことです。
しかし、そのような中でも輪島市の職員の方は決して辛い表情を見せず、復興に向けて精力的に業務に当たっていたことが印象に残っています。
今後の現地の復興への見通しについて教えてください。
復興まではかなりの時間を要する印象を受けています。
地震などの災害はいつどこで起こるか分かりません。今回の活動を終えて、野田市水道部での災害対策で活かせることはありますか。
今回の活動を通して、野田市水道部での災害対策で活かせることは、市役所内の連携の重要性を改めて認識したことです。道路状況を市役所内で共有していないと、応援団体の受け入れもままならないと目の当たりにしました。市役所内の連携を強化していくことがとても重要だと感じました。
今回の活動を振り返って一言お願いします。
- 応援給水活動のためには事前に現地と協議することがとても重要だと感じました。もし今後も応援給水活動に従事することがあれば、現地との協議をしっかりと行って臨みたいと考えています。
- 輪島市の職員の方は、自分達も被災しているにも関わらず、とても親切に接してくれました。私も輪島市の職員の方のように野田市が被災し、自分が被災者となったとしても人に親切に接することができるような人間になりたいと思いました。
最後に
野田市水道部を代表して被災地への応急給水活動、本当にお疲れ様でした。
この経験をいざというときの備え、災害対策に活かしてもらいたいと思います。
ご協力ありがとうございました。
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〒278-0031 千葉県野田市中根324番地
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