住宅火災による犠牲者が急増
野田市では、今年に入って、22件の火災が発生し(4月10日現在)、昨年の同時期と比較して6件増加となっています。また、火災による死者は昨年1年間で1名であったのに対し、すでに3名の方が亡くなっています。火災で亡くなった方すべてが高齢者であることから、市民のみな様に注意喚起をお願いするものです。
1 出火防止対策等について
近年の死者が発生した住宅火災の出火原因は「たばこ」、「ストーブ」、「こんろ」となっており、出火防止のポイントは以下のとおりです。
(1)たばこ
- 寝たばこは絶対にしない
- 飲酒し喫煙、うたた寝に注意する
- 吸い殻を灰皿にためない
- 吸い殻は水で完全に消してから捨てる
- 火種を落とさないように安全な場所で喫煙する
(2)ストーブ
- 周囲に燃えやすいものを置かない
- 外出時や、就寝時は必ず消す
- 給油は必ず消してから行う
- ストーブの近くで洗濯物を乾かさない
(3)こんろ
- 調理中に離れない
- 周囲に燃えやすいものを置かない
- 安全機能付きこんろを使用する
- 火が鍋底からはみ出さないように調節する
(4)住宅用火災警報器の設置及び適切な維持管理
- 住宅用火災警報器を設置することで火災を早期に発見し、速やかな通報・避難・消火が可能となり、被害を防止、軽減することができます
- 定期的な点検をしましょう。また設置後10年経過したものは、電子部品の劣化により火災を感知しなくなるおそれがあるため、正常に作動しないものは本体を交換してください
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