ことばを育む関わり方

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ページ番号 1036940 更新日  令和5年2月16日 印刷 大きな文字で印刷

お子さんとの関わり方として「たくさん話しかけてあげてください」とアドバイスをもらうことがあると思います。今回は「具体的なことばを育むための話しかけ方のポイント」をお伝えさせていただきたいと思います。

肩車の画像

お世話をしながら話しかける

普段から靴を履かせてあげるときに「足あげて」や、服にそでを通すときに「ひっかかっちゃった」など声をかけてあげることは自然に行っていることだと思います。特別に何か教えようとしなくても、普段の関わりのなかで声かけを丁寧にしてあげることがことばを育むポイントとなります。靴を履く時に黙ってしてあげるのではなく「とんとん、ぺったんこ」や、体を洗う時に「背中ごしごし」など言う事も十分に丁寧な声かけになります。

擬音語・擬態語・かけ声を大切にする

何かを混ぜながら「ぐーるぐーる」、ジャンプする時に「ぴょん」などが擬音語・擬態語です。これらのことばはリズムが伝わりやすく、同じ音が繰り返されることが多いです。そのため、ことばの出始めのお子さんにとっては楽しくわかりやすいという特徴があります。また、ボール遊びをする相手に向かって「いくよー」や「せーの」などのかけ声も相手を意識するきっかけになるのでおすすめです。これらをもとに、やりとりの楽しさを覚えていくことで、この後のより複雑なことばの成長に上手に繋げていくことができます。

あいさつを大切にする

あいさつは毎日繰り返されます。場所や相手が変わっても音と動作は同じなので、ことばを覚える手始めとしては最適です。おじぎをしながら「こんにちは」、手を合わせて「いただきます」、手をふりながら「ばいばい」など。また、あいさつには動作が含まれることが多く、動作を入れてあいさつをするように繰り返してあげることでことばが印象に残りやすくなります。

親子

お子さんの育ちはそれぞれで、成長のスピードも違います。お子さんの興味にあわせてことばがけをすることで物事にはことばがあることに気づき、ことばを拡げるきっかけにすることができます。やってほしいことではなく、お子さんの興味や関心に心を寄せてみてください。これらの関わりはご家族みんなでイメージを共有し、取り組めるとより浸透しやすくなるのでおすすめです。

言語聴覚士

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