筋肉は効率的に働く
筋肉は、エンジンやモーターと同じようにエネルギーを力学的パワーと熱に変換する器官です。その仕組みは非常に効率的に構成されています。例えば、ヒトはただ立っているときも、姿勢を保持するために脊柱起立筋などの筋肉が働いていますが、適温の環境では、立っているだけで汗が大量に流れるようなことはありません。これは、姿勢を保持することなどに持続的に使われる細かい筋肉ではエネルギー消費(≒熱産生)がそれほど高くないためです。一方で、腕や脚などの大きな筋肉をたくさん動かすような運動は、相対的に消費エネルギーが大きく、熱産生が大きくなります。そのため、汗が出やすく、体重を落とすような効果的な運動といえます。このように、筋肉は熱やエネルギーの使いどころを効率よく使い分けています。
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