口腔嚥下体操を始めましょう

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ページ番号 1039657 更新日  令和5年11月13日 印刷 大きな文字で印刷

東京理科大学 柳田信也教授
(監修:柳田信也教授)

私たちは栄養を食事から取り入れることで、動くためのエネルギーや筋肉などを作ります。そのため、食事は健康維持に欠かせないものですが、口腔や嚥下の機能が低下することで、食事が困難になってしまうことがあります。そこで、摂食機能を維持するための口腔嚥下体操をを紹介します。

口腔嚥下体操は、お口周囲の筋肉や舌を刺激する運動で、食べ物をしっかり噛んで、飲み込む力を向上させる効果があります。たとえば、唇を開閉する運動や、舌をいろいろな方向に動かす運動、水を飲む際の嚥下動作を繰り返す運動などがあります。

唇やお口周り、舌の筋力を向上することで、唾液がよく出るようになり、舌がなめらかに動いて食べ物を飲み込みやすくなり、口腔機能が高まります。また、お口の健康は、誤嚥性肺炎や認知症を予防するなど、全身の健康維持にもつながります。 年齢を重ねても健康的な食生活を送るためには、口腔嚥下体操を習慣づけて、食事に関する機能を整えていくことが大切です。市で実施するのだまめ学校では、お口に関する講座もありますので積極的に参加してみましょう。

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