運動後の身体に起きていること

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ページ番号 1041019 更新日  令和6年4月15日 印刷 大きな文字で印刷

東京理科大柳田信也教授
(監修:柳田信也教授)

運動後には身体にさまざまな変化が起こります。まず、筋肉は収縮の繰り返しにより、微細なダメージを受けています。この損傷から筋肉を修復するために必要なサインが脳へと送られており、私たちはこのサインを疲労として自覚していると考えられます。一方で、この損傷を修復し、さらに成長する適応反応が身体には備わっており、この運動後の適応によって筋力や筋肉のサイズが向上します。また、運動後には、血液循環の促進が維持され、酸素や栄養素が筋肉に効果的に供給され続けます。これにより筋肉の回復が促進され、炎症などを抑える働きもあります。さらに、運動後にはエンドルフィンと呼ばれる爽快感をもたらすホルモンの分泌も持続します。これは、運動によるストレスの軽減や気分の向上のメカニズムのひとつです。
このように、私たちの身体には運動中だけでなく、運動を行った後もさまざまな変化が生じているため、適切な運動を行うことで身体の回復や成長、リラックス、心地よさなど、運動の効果は幅広いものになっていきます。
 

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