新型栄養失調に気をつけよう

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ページ番号 1042017 更新日  令和6年7月12日 印刷 大きな文字で印刷

東京理科大学柳田信也教授
(監修:柳田信也教授)

 夏は暑さのせいで食欲が低下し、冷たい麺などの主食のみで簡単に食事を済ませがちです。非常に情報が得やすい現代社会において、多くの人が食事に気を配るようになっていますが、毎日3食しっかり食べているにもかかわらず栄養失調に陥る人が増えていると言われています。この状態は「新型栄養失調」もしくは「現代型栄養失調」と呼ばれ、摂取エネルギーは充足されているにもかかわらず、たんぱく質やビタミン、ミネラルなど、体に必要な特定の栄養素が不足している状態です。また、メタボや肥満に関する情報に過剰に反応し、粗食志向から低栄養になることも多いと言われています。働き盛りの頃に指摘されたコレステロールや脂質過剰の懸念が続き、高齢期に入っても卵や肉を避ける傾向を示す人もいるようです。流行りがちな、「〇〇抜き」といった特定の栄養素の摂取を極端に避ける食生活も新型栄養失調につながる可能性があります。食事に含まれる栄養素はそれぞれが重要な役割を持っているため、自分自身の体調や生活習慣に合った食生活を心がけることが大切です。

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