手指の運動は認知症予防につながる

Xでポスト
フェイスブックでシェア

ページ番号 1042875 更新日  令和6年10月15日 印刷 大きな文字で印刷

東京理科大学 柳田信也教授
(監修:柳田信也教授)

 手は身体の先端に位置する比較的小さな部位です。その小さなパーツの中に、片手だけでも27個の骨があり、関節や筋肉、腱、神経や血管などさまざまな組織が凝縮されています。その組織一つ一つが連動することで細やかな動きが実現し、物をつまむ、握る、操作する、といった目的を果たしています。手指を制御するためには、運動や感覚に関連する神経が非常に多く必要とされます。そのため、手指を動かすことで脳血流量の増加、脳神経の活性化が起こり、認知機能や運動機能を高める効果が期待できるといわれています。指先などを動かす運動やレクリエーションは、広いスペースや特別な設備が不要なため、介護施設でも広く普及しており、ご自宅でも簡単に取り組むことができるのも大きな利点です。高齢者が積極的に指先を動かす生活習慣を取り入れることで心身の健やさを保つ助けとなるでしょう。

ご意見をお聞かせください

質問:このページの内容は役に立ちましたか?
質問:このページの内容はわかりやすかったですか?
質問:このページは見つけやすかったですか?

このページに関するお問い合わせ

福祉部 高齢者支援課 高齢者支援係
〒278-8550 千葉県野田市鶴奉7番地の1
電話:04-7123-1092
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。