腸腰筋を鍛えよう

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ページ番号 1048472 更新日  令和7年8月12日 印刷 大きな文字で印刷

東京理科大学 柳田信也教授
(監修:柳田信也教授)

 

 腰は、脊柱(背骨)の下部にある5つの腰椎と骨盤によって構成されており、上半身を支える重要な部分です。腰は、上半身から伝わる衝撃を吸収し、体の中心として「曲げる」「反る」「ねじる」などの動作に大きく関与しています。しかし、立っているだけでも腰には自分の体重の1.5倍から2倍の負荷がかかると言われ、非常に負担の大きい部分でもあります。この腰の機能に深く関わる筋肉のひとつが「腸腰筋」です。腸腰筋は、上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉で、「大腰筋(腰椎から始まる)」と「腸骨筋(骨盤上部から始まる)」の2つから構成され、いずれも太ももの内側に付着しています。腸腰筋は、抗重力筋として良い姿勢を保つために重要な役割を果たしており、脚を持ち上げたり、しっかりと歩いたりするための基盤となる筋肉です。この筋力が弱くなると、脚を上げる力が低下し、平らな場所でもつまずいてしまうことがあります。日常生活で腰の健康を守るためにも、腸腰筋を意識的に鍛えることが大切です。

 

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