耳と身体活動の関係性

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ページ番号 1049286 更新日  令和7年11月13日 印刷 大きな文字で印刷

東京理科大学 柳田信也教授
(監修:柳田信也教授)

 

私たちが真っすぐ立ち、転ばずに歩くことができるのは、耳の働きが大きく関係しています。耳の奥にある内耳には、三半規管と前庭という小器官があり、これらが体の動き傾きを感知して脳に情報を伝えることで、私たちはバランスを保つことができます。主に三半規管は回転運動を、前庭は上下左右への動きを感知していると言われています。この仕組みや働きに異常があると、めまいやふらつきが起こることがあります。また、内耳には音を感知する蝸牛もあり、音の振動を電気信号に変換して脳へ伝えることで、私たちは「聞く」ことができます。耳の働きは、年齢とともに衰えやすく、聴力や平衡感覚の低下が進み、転倒や認知機能の低下にもつながるおそれがあります。そのため、耳の健康を守ることは、生活の質の維持にもつながります。イヤホンなどで大きな音を聞くことを避けるなど、耳に過度な負担をかけることを控える生活習慣を心がけましょう。また、定期的に聴力をチェックすることも大切です。

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