日勤救急隊の運用開始について

救急体制の充実強化へ　日勤救急隊始動

　消防本部では、高齢化等により増加傾向にある救急需要に対応し市民サービスの更なる充実を図るため、消防署に日勤救急隊（隊員3名）を配備し、2月1日から運用を開始しました。

　日勤救急隊は、救急需要が集中する平日8時30分から17時15分までの日中の時間帯に出場し、既存の救急隊（24時間運用）と合わせて2隊体制とすることで、現場到着時間の短縮など救急体制の充実強化を図ります。日勤救急隊には、通常の救急隊と同様に高度な処置を行える救急救命士2名が乗車し救急事案に対応しております。

　また、日勤救急隊を配備することにより、育児や介護などで24時間勤務が困難な職員であっても救急隊として勤務できるようになります。救急需要が増加する中、救急隊の資格を持つ職員の効率的な運用が可能となると同時に、職員の多様な働き方を実現することにも繋がるものと考えております。

日勤救急隊長から市民のみなさまへ

　日勤救急隊は、平日の日中のみ出動する、全国的にもまだ事例の少ない新しい取り組みです。日勤救急隊の運用開始により、救急需要の多い時間帯の出動体制が強化され、救急車の現場到着時間の短縮など市民サービスの向上が図られます。また、職員の働き方の選択肢が広がることにも繋がり、これから入庁する若い世代にとっても大きな魅力になると思います。

　市民のみなさまの期待に応えられるよう、日勤救急隊3名が一丸となって責務を果たして参ります。
　野田市消防本部に新たに誕生した日勤救急隊をよろしくお願いします。