外来タンポポ種群(外来蒲公英種群)(キク科タンポポ属)

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ページ番号 1010970 更新日  令和3年5月19日 印刷 大きな文字で印刷

外来タンポポ種群(外来蒲公英種群)(キク科タンポポ属)

外来タンポポ種群の図鑑

自生環境

道ばた、公園、野原など

原産地

ヨーロッパなど

特徴

  • ふだん目にするタンポポのほとんどが外来種、もしくは在来タンポポ(カントウタンポポなど)との交雑種です。かつてはセイヨウタンポポが主でしたが、今は複数の種類が入り込んでいると考えられるため、それらをまとめて外来タンポポ種群と呼ぶようになりました。
  • 環境適応能力が強く成長も早いため、市街地から自然豊かな里山環境まで、どこにでもごく普通に生えています。
  • 花は1年じゅうだらだらと咲き続けるものが多く、受粉せずともタネをつくることができます。花を横から見たときに見えるがくのような部分(総苞)は、外側にある総苞片がくるんとそり返るのが普通ですが、最近はそうとも限らなくなってきました。

外来種タンポポの写真その1。外側の総苞片はふつうそり返る。

外来種タンポポの画像その2。総苞片のそり返り具合や、色、形はさまざま。

外来種タンポポの画像その3。果実の色は茶色が多い。長い柄の先に綿毛がついている。赤っぽい色の果実をつける種類もある。

多様な外来タンポポ

タンポポの種類は非常に多く、イギリスだけでも100種類以上が知られています。日本にも、複数の種類の外来タンポポが入り込んでいるようで、ていねいに調べると、さまざまな特徴をもった株が見つかります。
市内には、カントウタンポポのように総苞片がまったくそり返らないタイプ(ニセカンントウタンポポ)や、果実の色が赤っぽいタイプ(アカミタンポポ)などがあります。

市内の分布状況

市内全域、どこにでもごく普通に見られます。
利根川や江戸川の土手は、外来タンポポよりも、日本在来のタンポポ(カントウタンポポなど)のほうが優勢です。

市内の分布状況の図。

予想される被害

  • 駆逐
  • 交雑

人間活動の影響を受けた場所で、在来タンポポよりも先に侵入して、場所を陣取ってしまいます。また、在来タンポポとの間で雑種をつくり、遺伝子のかく乱を引き起こします。

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