チドメグサ(血止草)(ウコギ科チドメグサ属)

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ページ番号 1010988 更新日  令和3年5月19日 印刷 大きな文字で印刷

チドメグサ(血止草)(ウコギ科チドメグサ属)

チドメグサの図鑑

自生環境

道ばた、公園など

原産地

日本在来

特徴

  • ジメジメとした場所や薄暗い場所に生え、地面を這うように広がっていきます。丸く光沢のある小さな葉を次から次へと出していきます。
  • 葉を軽く揉むと芳香があります。かつてこの葉を傷口に当てて血止めに使ったと言い、それが名前の由来にもなっています。ただ、その効果は眉唾もので、傷口を汚染するだけなので試さない方がよいでしょう。
  • 花は淡い紅色で、次々と咲きますが、這って探さないと咲いていることに気づかないほど小さなものです。

チドメグサの画像その1。花はとても小さくて目立たない。いくつかの花がまるいかたまりになって咲く。果実もまるく集まってつく。

チドメグサの画像その2。地面を覆うように広がっていく。

チドメグサの画像その3。葉は丸っこく、切れ込みはあまり目立たない。茎は地面を這いながら長くのびていく。

チドメグサの仲間

ウコギ科チドメグサ属の植物は、野田市には他にノチドメ、オオチドメが見られます。ノチドメは日当たりの良い湿った草地に多く、市内では河川敷やあぜなどに普通です。
オオチドメは里山環境の場所に見られます。近年は、ウォーターコイン、ウォーターマッシュルームなどの名前で栽培されている、外来種のウチワゼニクサも野生化しています。

市内の分布状況

市内全域にごく普通に見られます。やや薄暗いジメジメした場所を好む傾向にあります。

市内の分布状況の図

生育を脅かす要因

今のところ特に無し。

今のところ普通種ですが、乾燥した場所は苦手です。
都市化や土の乾燥化が進むと、生育に適した場所が減っていく可能性があります。

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