カタバミ(傍食)(カタバミ科 カタバミ属)
カタバミ(傍食)(カタバミ科 カタバミ属)
自生環境
道ばた、公園、庭の隅など
原産地
日本在来
特徴
- 道ばたや庭、公園などの日当たりの良い場所にごく普通に生え、地面を覆うように広がっていきます。小さなハート形の葉が3枚ずつつきます。花は黄色で花弁は5枚あります。
- 熟した果実は、軽く触れただけで勢いよくパチンと弾け、あたりにタネを撒き散らします。また、タネには「アリの好物」がついていて、これを運び賃として提供することで、アリにタネを遠くまで運んでもらっています。
- 葉は山菜として利用できますが、シュウ酸を含むためにかじると酸味を感じます。
- この仲間は総称してオキザリスと呼ばれ、さまざまな種類が観賞用に栽培されます。カタバミは日本のオキザリスです。
赤紫色のカタバミ
典型的なカタバミの葉は緑色ですが、茎や葉の色が赤紫色の株もよく見られます。これをアカカタバミと言います。
また、緑色と赤紫色を足して2で割ったような色合いの葉をつける株もあり、これをウスアカカタバミと言います。
アカカタバミの花は黄色ですが、「のど」の部分に赤い輪のような模様ができる傾向があります。
市内の分布状況
市内全域、どこにでもごく普通に見られます。
日当たりが良く、背の高い草が少ないところが大好きですが、林内などの薄暗い場所にも生えています。
生育を脅かす要因
今のところ特に無し。
身近な場所にごく普通で、今のところ絶滅の心配はありません。
しかし目の敵にしすぎるのは考えもの。地域に咲く野の花として、やさしく見守る気持ちを大切にしたいところです。
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