ヒメジョオン(姫女苑)(キク科ムカシヨモギ属)
ヒメジョオン(姫女苑)(キク科ムカシヨモギ属)
自生環境
道ばた、荒れ地、河川敷など
原産地
北アメリカ
特徴
- 日あたりがよく乾燥した場所に特に多く見られます。秋に発芽した後、苗の状態で越冬し、翌年開花します。開花・結実後に枯れますが、1つの株から膨大な数のタネができるため、その繁殖力はすさまじいものがあります。
- 古い時代には、柳葉姫菊の名前で観賞用に栽培されていたこともありました。
- 花はたくさんの小さな花が集まって、大きな1つの花のようになっています。中心付近の黄色い部分はたくさんの筒状花が集まってできたものです。一方、花びらのような細い糸のような部分は、1本1本が舌状花という1つの花になっています。
ヒメジョオンの個性
ヒメジョオンをていねいに観察すると、葉の様子や茎の高さ、花の色など細かいちがいがいろいろと見られることに気がつきます。
ヒメジョオンの葉は普通明るい黄緑色で、縁はギザギザとしていますが、中にはあまりギザギザしないものや、葉色が濃いものもあります。また、草刈りなどの要因で草丈が大きく変動するほか、花色も白色のほか、薄紫色のものも見つかります。
市内の分布状況
市内全域どこにでも普通に生えています。特に造成地や空き地、幹線道路沿いなどの乾燥した場所に多く見られる傾向があります。
予想される被害
- 駆逐
- 農業被害
大型の草で、とても繁殖力が強いため、他の植物の生育を妨げてしまいます。また、自然豊かな場所にも侵入するため、希少な生態系を保全する上での脅威になります。
外来生物法など
その他の総合対策外来種(法的規制は無し)
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