ネジバナ(捩花)(ラン科ネジバナ属)
ネジバナ(捩花)(ラン科ネジバナ属)
自生環境
芝地、公園、林縁など
原産地
日本在来
特徴
- とても身近な場所に咲くランです。公園の芝生広場や、里山の林縁などで見かけます。特に芝生の張ってある日あたりのよい乾いた場所が大好きで、そのような環境下では、一面の群生となることもあります。
- 花期は6から7月ごろで、赤紫色の花が螺旋状について、まるで花の穂がねじれているかのようです。名前の由来はそこから来ています。花色の濃淡は株によって異なり、稀に純白の花をつけるシロバナモジズリも見られます。
- モジズリ(捩摺)の別名もありますが、これは花のつきかたが織物の一種、捩摺の乱れた模様を連想させることから来ていると言われます。
穂のねじれかた
ネジバナの穂のねじれかたは、株によってずいぶん異なります。巻く方向は特に決まっておらず、左巻き、右巻き両方ともに存在します。また、巻きの強さもさまざまで、時にほとんど巻かずに一直線に並ぶものも見られます。
ネジバナを見つけたら、株ごとに見られる個性をいろいろ探して楽しんでみるのもよいかもしれませんね。
市内の分布状況
市内全域に自生しています。特に、芝の張ってあるような場所を好む傾向があります。
生育を脅かす要因
今のところ特に無し
身近な場所に普通で、今のところ絶滅の心配はありません。しかし目の敵にしすぎるのは考えもの。地域に咲く野の花として、やさしく見守る気持ちを大切にしたいところです。
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