シンミズヒキ(新水引)(タデ科イヌタデ属)

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ページ番号 1011138 更新日  令和3年5月19日 印刷 大きな文字で印刷

シンミズヒキ(新水引)(タデ科イヌタデ属)

シンミズヒキの図鑑

自生環境

林内

原産地

日本在来

特徴

  • 林内に自生し、同じ仲間のミズヒキといっしょに生えているのをしばしば見かけます。ただ、ミズヒキに比べると数は少なめです。
  • 見た目はミズヒキにそっくりですが、葉に毛はほとんどなくてのっぺりした感じで、少し光沢があります。また葉先がツバメの尾のように長くのびる傾向があります。
  • 花の色や形はミズヒキとほぼ同じです。花びらは4枚、上半分が赤色、下半分が白色になっています。花の後も花びらがずっと残り、果実を包むため、果実期になっても赤い穂を楽しむことができます。

シンミズヒキの画像その1。茎の先から長い穂がのびる。

シンミズヒキの画像その2。花は上半分が赤色下半分が白色。果実は赤い花びらに包まれる。めしべの先がくるんと巻く。

シンミズヒキの画像その3。葉の先はしっぽのように長くのびる。

名前のシンは新?

図シンミズヒキの名前に冠してある「シン」、その由来ははっきりしません。植物学者として著名な牧野富太郎博士が執筆した図鑑にも掲載されている種類ですが、名前の由来として決め手になる記述はありません。ただ、学名の種小名(個々の種を現わす部分)がneofiliformisで、ミズヒキのfiliformisに「新しい」を意味するneoを冠したものなので、それが関係しているという説があります。

市内の分布状況

マップに示すのは代表的な自生場所です。ミズヒキに比べると少ないものの、マップに示した場所の他の山林内でもわりと見出すことができます。

市内の分布状況の図

生育を脅かす要因

  • 開発
  • 荒廃

ミズヒキよりも少なく、生育する環境を選ぶ傾向があります。自生地が荒廃したり、開発等で失われると、地域からそのまま消滅してしまう可能性があります。

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