アメリカキンゴジカ(アメリカ金午時花)(アオイ科キンゴジカ属)

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ページ番号 1011660 更新日  令和元年8月9日 印刷 大きな文字で印刷

アメリカキンゴジカ(アメリカ金午時花)(アオイ科キンゴジカ属)

アメリカキンゴジカの図鑑

自生環境

畑地、あぜ、荒れ地 など

原産地

熱帯アメリカ

特徴

  • 1950年代に群馬県と神奈川県で初めて確認されて以降、比較的暖かい地域に定着しています。野田市内でも農地周辺などで見られ、その数は少しずつ増えてきています。
  • 茎はかたく、まるで樹木のような質感がありますが、1年草で冬には枯れます。しかし繁殖力は強く、タネでどんどん増えていきます。
  • 夏から秋にかけて、直径1.5cm程度の黄色い花を咲かせます。花はお昼前後に開きますが、ひとつの花の開花時間は短く、2から3時間程度で閉じてしまいます。

アメリカキンゴジカの画像その1。花が開くのは2から3時間だけ。

アメリカキンゴジカの画像その2。葉は細長い楕円形で毛はほとんどない。

アメリカキンゴジカの画像その3。果実は小さくて、熟すと5つに分かれる。

ゴジカは午時花

名前のゴジカは、花の咲く時刻を表したものですが、「五時花」ではありません。漢字で書くと「午時花」で、江戸時代の時計で、午(午前11時から午後1時)の刻に咲く花と言う意味があります。アメリカキンゴジカも、だいたい似たような時刻に咲くことが多いのですが、開花時間はその日の天気や気温にも左右されることが多く、花がきれいに咲いたタイミングには出逢いづらいものです。

市内の分布状況

市内全域に生えていますが、そんなに多いものではありません。比較的よく見られるのは、農地や牧草地の周辺です。

市内の分布状況の図

予想される被害

  • 駆逐
  • 農業被害

農地周辺に生える傾向があるため、あまり数が多くなると農業被害が発生する可能性があります。また、同じような環境に生えるほかの植物の生育場所を奪う可能性があります。

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