ニラ(韮)(ヒガンバナ科ネギ属)

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ページ番号 1011808 更新日  令和3年5月19日 印刷 大きな文字で印刷

ニラ(韮)(ヒガンバナ科ネギ属)

ニラの図鑑

自生環境

道ばた、野原など

原産地

東アジアなど

特徴

  • 独特な香りが特徴の緑黄色野菜です。畑や家庭菜園などで栽培されますが、道ばたや野原などにも野生のものがたくさん生えています。
  • 8月から9月頃に白い花をたくさん咲かせ、なかなか美しいものです。セセリチョウの仲間、タテハチョウの仲間、ハナムグリの仲間、ハナアブの仲間など、多くの昆虫が蜜や花粉を求めてやってくるため、昆虫観察にも最適です。
  • 野生株を山菜感覚で利用することも可能ですが、スイセンやヒガンバナ、タマスダレなど有毒植物との誤食事故が後を絶ちません。摘むときは葉の香りをしっかり確認し、自信がないときは手を出さないようにしてください。

ニラの画像その1。白い花がまるく集まってつく。葉は深緑色で独特の香りがある。

ニラの画像その2。花後はぎっしりと果実ができる。

ニラの画像その3。ひとつの花の花弁は6枚。果実が熟すと割れて中から黒いタネがこぼれる。

有名だけど謎多き植物

栄養たっぷりの野菜として、食卓でもおなじみのニラ。庭や畑の隅にもよく植えられています。さらに古事記にも登場するような歴史ある植物ですが、じつは真の原産地ははっきりと分かっていません。一説には日本を含めた東アジア地域周辺が原産とする説もあり、実際に日本の野辺にもたくさん生えています。ただ、これが真の自生なのか栽培株の野生化なのかは、やっぱり不明です。

市内の分布状況

庭や畑にも栽培されますが、タネでよく増えるので野生化しています。道ばたや野原など身近な場所にたくさん生えています。

市内の分布状況の図

予想される被害

  • 駆逐

タネでよく増えるため、各地で野生化しています。繁殖力がとても強いため、あまり増えすぎると、同じような環境に生えるほかの植物の生育場所を奪ってしまう可能性があります。

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