ノブドウ(野葡萄)(ブドウ科 ノブドウ属)
ノブドウ(野葡萄)(ブドウ科 ノブドウ属)
自生環境
道ばた、野原、林縁 など
原産地
日本在来
特徴
- 草やぶや林縁などで、つるがぶら下がるようにして生えている姿をよく見かけます。街中でも道路沿いのフェンスや植え込みにからみついています。古株になると茎が木質化して何年も生きるため、草ではなく木とすることもあります。
- 花は黄緑色で地味ですが、蜜が豊富なため、たくさんの昆虫がやってきます。花弁は5枚ありますが、短時間で散ってしまうことが多いものです。
- 葉が細かく切れ込むタイプをキレハノブドウと呼ぶことがありますが、葉の形は株によってずいぶん異なるため、明確に区別できないことも多いようです。
ノブドウは有毒?
ノブドウの果実は、白やピンク、水色、青緑色、紫色などとてもカラフルで、その美しさから、活け花などにも使われています。しかし、ノブドウの果実の中には、ノブドウミタマバエという小さなハエの幼虫が中に入りこむことが多く、食べられません。そのためか、昔から有毒植物とも言われますが、毒成分の正体が分かっておらず、そもそも有毒かどうかも不明のようです。
市内の分布状況
市内全域に生育しています。道ばたや林の縁、野原などいたるところで見つけることができます。
生育を脅かす要因
今のところ特になし
身近な場所にごく普通で、今のところ絶滅の心配はありません。しかし目の敵にしすぎるのは考えもの。地域に咲く野の花として、やさしく見守る気持ちを大切にしたいところです。
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