シロザ(白ざ)(ヒユ科アカザ属)
シロザ(白ざ)(ヒユ科アカザ属)
自生環境
畑地、荒れ地 など
原産地
日本在来
特徴
- 日当たりの良い場所にごく普通に見られる1年草で、かなり古い時代に、ユーラシア大陸から渡来したと考えられています。普通は冬に枯れますが、市街地では越冬することもあります。
- 若い葉は白い粉を吹くため、茎の先が白っぽく見えます。茎は成長とともにたくさん枝を出し、夏から秋にかけて、多数の花を咲かせます。寒さに当たると真っ赤に紅葉します。
- 茎がとても頑丈なため、栄養たっぷりの場所で大きく育てると、杖をつくることができます。また、新芽は山菜として食べられます。ただ、大量に食べ続けると、体質によっては蕁麻疹のような皮膚症状が出ることもあります。
赤、白、桃色…
シロザの名前にある「白」は、若い葉が白い粉を吹いて、茎の先が白っぽく見えることから来ています。これの色違いで、若い葉の粉の色が赤紫色のものをアカザ、桃色のものをノアカザと言います。この3つのうち、市内で最も数が多いのはシロザで、ノアカザもそこそこの頻度で見かけます。しかし、アカザはかなり稀で、見つけたらあたりを引いた気持ちになるほどです。
市内の分布状況
市内全域でごく普通に見られます。日当たりの良い場所に多く生えます。
生育を脅かす要因
今のところ特になし
身近な場所にごく普通で、今のところ絶滅の心配はありません。しかし目の敵にしすぎるのは考えもの。地域に咲く野の花として、やさしく見守る気持ちを大切にしたいところです。
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