サトザクラ(里桜)(バラ科 サクラ属)
サトザクラ(里桜)(バラ科 サクラ属)
自生環境
植栽(社寺や公園など)
原産地
人工的な栽培種
特徴
- 里地で栽培される桜という意味でサトザクラ(里桜)と呼ばれています。オオシマザクラを基本として、ヤマザクラなどいくつかの種類を人工的に交配して作り出された園芸植物です。サトザクラはオオシマザクラの血が入った「園芸品種の総称」で、その品種数はきわめて多く種ごとに個性が見られます。
- 比較的遅咲きで、多くの品種はソメイヨシノが散った後に見ごろを迎えます。また八重咲きの花を咲かせる品種が多いため、ヤエザクラやボタンザクラなどの別名でも呼ばれます。
- 花色は白色から桃色が多いのですが、濃い紅紫色の「関山」や、うすい黄色の「鬱金」、それから緑色の「御衣黄」などの品種もあります。
八重咲き=里桜ではない
サトザクラは、さまざまな園芸品種を総称した呼び名です。その多くは遅咲きでソメイヨシノよりも後に咲き、花びらの枚数が多くて豪華な八重咲きになるため、八重桜(ヤエザクラ)とも呼ばれています。
ただ、八重咲きのサクラが全部サトザクラとは限りません。八重大島桜(オオシマザクラの品種)や八重紅枝垂(エドヒガンの品種)など、サトザクラ以外の種類にも八重咲き品種が存在します。
市内の分布状況
園芸植物で、市内に自生はありません。公園などに植えられています。
予想される被害
- 今のところ特になし
サトザクラは園芸植物で、公園などに植栽されていますが、野生化の心配はありません。とはいえ植樹を行う際は、地域の在来樹種も積極的に活用したいところです。
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