ノダアカバナ(野田赤花)(アカバナ科アカバナ属)

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ページ番号 1023528 更新日  令和元年8月8日 印刷 大きな文字で印刷

ノダアカバナ(野田赤花)(アカバナ科アカバナ属)

ノダアカバナの図鑑

自生環境

湿地、水辺、休耕田 など

原産地

北アメリカ

特徴

  • 最初に野田市で発見されたことからノダアカバナと名がつきました。長らくカラフトアカバナという既知の種類と同じだとする説が有力でしたが、最近、北アメリカに自生するEpilobium coloratumという別な種類だということが判明したようです。
  • 休耕田などの湿った場所に生え、草丈が1メートル近くにもなる多年草です。茎の上のほうが細かく枝分かれして、夏から秋にかけて小さな花を多数咲かせます。咲きはじめは白色ですが、時間とともに赤みがかり、咲き終わるころにはピンク色になります。
  • 果実は細長い棒のようなかたちをしています。成熟すると裂けて、中から綿毛つきのタネが顔を出し、風とともに遠くに飛ばされていきます。綿毛は白ではなく、まるで銅のように赤茶色です。

ノダアカバナの画像その1。

ノダアカバナの画像その2。

ノダアカバナの画像その3。

ついに正体判明か

ノダアカバナは野田市で最初に発見されたことにちなむ「野田の地名入り植物」です。昔からありましたが、正体がはっきりせず、カラフトアカバナという種類と同じとされてきました。ところが神奈川県植物誌2018によると、カラフトアカバナではなく、北アメリカに自生する別の種類だということが判明。これに対する日本名は無いため、今後ノダアカバナという名前で呼ばれる可能性大です。

市内の分布状況

市内全域に分布しますが、数は多くありません。また神出鬼没で、毎年見られるとは限りません。

市内の分布状況の図

予想される被害

今のところ特になし

かなり前から定着しているようですが、現時点では生態系に悪影響を及ぼすほど繁殖している様子はありません。引き続き、今後の動向を見守る必要があります。

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