ウメ(梅)(バラ科 アンズ属)

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ページ番号 1025500 更新日  令和2年3月10日 印刷 大きな文字で印刷

ウメ(梅)(バラ科 アンズ属)

ウメの図鑑

自生環境

植栽(庭・公園など)

原産地

中国

特徴

  • いかにも和風な姿をしていますが、じつは日本在来種ではなく、奈良時代に中国大陸から渡来したものです。たくさんの品種がありますが、用途別に花梅と実梅に分けられます。また園芸品種を野梅系、紅梅系、豊後系、杏系の4つに大別する分類法もあります。その他、枝がしだれる「しだれ梅」もあります。
  • 5メートルから6メートルほどになる落葉小高木ですが、強い剪定にもよく耐えるため、樹高は自在に調整可能です。盆栽として楽しむこともできます。樹皮にはウメノキゴケなどの地衣類が付着することもありますが、地衣類は場所を借りているだけですので、ウメの生育には影響ありません。
  • 梅の実は、初夏に黄色く熟します。梅雨は梅の実が熟す頃に降る雨に由来する説もあります。食用にされますが、未熟な青い実は強い毒があるので口にしてはいけません。

ウメの画像その1。花芽は丸っこく、葉芽は先がとがる。葉芽/花芽。葉が出る前に花が咲く。がくは反り返らない。がくは赤っぽい色。がくが薄い緑色の品種もある。

ウメの画像その2。果実は初夏に黄色く熟す。葉先がきゅうっとすぼまる。ウメエダシャク。幼虫はウメの葉を食べて育つ。

ウメの画像その3。いろいろなウメの花。花びらの色や枚数、咲く時期は、品種によって異なります。

花期は品種ごとにちがう

ウメの花見をしたいけど、いつ行くのが良いか。結構迷う人も多いかもしれません。ウメの花期は、冬から春ですが、品種によってそのタイミングがだいぶ異なるためです。植えられている品種によっては、ベストシーズンだと思ったのに咲いていなかった、なんてことも起こり得ます。ウメの花見を計画する場合は、植えられている品種や見ごろを事前に確認しておくことをおススメします。

市内の分布状況

市内には自生しません。人気の花木でたくさん植えられますが、野生化したものはほとんど見かけません。

市内の分布状況の図

予想される被害

国内には自生はなく、すべて人が植えたものです。今のところ野生化の心配はなさそうです。ただ未熟な果実は有毒なため、間違えて食べないよう気をつけましょう。

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