ウメ(梅)(バラ科 アンズ属)
ウメ(梅)(バラ科 アンズ属)
自生環境
植栽(庭・公園など)
原産地
中国
特徴
- いかにも和風な姿をしていますが、じつは日本在来種ではなく、奈良時代に中国大陸から渡来したものです。たくさんの品種がありますが、用途別に花梅と実梅に分けられます。また園芸品種を野梅系、紅梅系、豊後系、杏系の4つに大別する分類法もあります。その他、枝がしだれる「しだれ梅」もあります。
- 5メートルから6メートルほどになる落葉小高木ですが、強い剪定にもよく耐えるため、樹高は自在に調整可能です。盆栽として楽しむこともできます。樹皮にはウメノキゴケなどの地衣類が付着することもありますが、地衣類は場所を借りているだけですので、ウメの生育には影響ありません。
- 梅の実は、初夏に黄色く熟します。梅雨は梅の実が熟す頃に降る雨に由来する説もあります。食用にされますが、未熟な青い実は強い毒があるので口にしてはいけません。
花期は品種ごとにちがう
ウメの花見をしたいけど、いつ行くのが良いか。結構迷う人も多いかもしれません。ウメの花期は、冬から春ですが、品種によってそのタイミングがだいぶ異なるためです。植えられている品種によっては、ベストシーズンだと思ったのに咲いていなかった、なんてことも起こり得ます。ウメの花見を計画する場合は、植えられている品種や見ごろを事前に確認しておくことをおススメします。
市内の分布状況
市内には自生しません。人気の花木でたくさん植えられますが、野生化したものはほとんど見かけません。
予想される被害
- 毒
国内には自生はなく、すべて人が植えたものです。今のところ野生化の心配はなさそうです。ただ未熟な果実は有毒なため、間違えて食べないよう気をつけましょう。
PDFファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。お持ちでない方は、アドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウで開きます)からダウンロード(無料)してください。
ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
PR推進室
〒278-8550 千葉県野田市鶴奉7番地の1
電話:04-7199-2090
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。