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ハナイバナ(葉内花)(ムラサキ科 ハナイバナ属)

ページ番号 1029241 更新日  令和3年5月31日 印刷

ハナイバナ(葉内花)(ムラサキ科 ハナイバナ属)

ハナイバナの図鑑

自生環境

道ばた、野原、林縁 など

原産地

日本在来

特徴

  • 日当たりのよい乾燥した場所にごく普通に生え、春から秋にかけて長期間花を見ることができる小さな1年草から越年草です。よく似たキュウリグサとよくいっしょに生えています。
  • はじめのうちは株もとに葉が密集したような姿をしていますが、花が咲きはじめると、急速に茎がのびてきます。株もとの葉は深緑色で少し波打つ傾向があります。葉は茎の先端までつき、葉と葉の間に花や果実が1つずつつきます。名前は葉内花で、この花のつきかたに由来します。
  • 花は直径2ミリメートルから3ミリメートルほどで、薄い青紫色。花冠が5つに開き、梅の花のようなかたちをしています。花の中心付近にある輪っかのような部分を「のど」と言いますが、ハナイバナはこの部分も薄い青紫色です(キュウリグサは薄い黄色)。

ハナイバナの画像その1。直径3ミリメートルくらいの小さな花を咲かせる。花が咲き進むにつれ、茎はどんどん長くなる。

ハナイバナの画像その2。のど。のどの部分はキュウリグサのように黄色くない。がくは毛深い。がくは5枚だが、中にできるタネは4個。

ハナイバナの画像その3。若苗の葉は深緑色で少し波打つ。葉は茎の先までつく。花や果実は葉と葉の間に1つずつつく。

花びら5枚ではない

ハナイバナは花びらが5枚あるように見えますが、じつは5枚ではありません。根もとが全部つながって1つの筒のようになっているからです。このような花びらを花冠(かかん)と言い、花冠の上半分が5つに開いて、まるで5枚の花びらがあるように見えているのです。花びらが花冠となるグループを合弁花類、花びらが1枚ずつ独立しているグループを離弁花類と言います。

市内の分布状況

市内全域、身近な場所にごく普通に生えています。

市内の分布状況の図

生育を脅かす要因

今のところ特になし

市内全域にごく普通で、今のところ絶滅の心配はありません。しかし目の敵にしすぎるのは考えもの。地域に咲く野の花として、やさしく見守る気持ちを大切にしたいところです。

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