アメリカアサガオ(アメリカ朝顔)(ヒルガオ科 サツマイモ属)
アメリカアサガオ(アメリカ朝顔)(ヒルガオ科 サツマイモ属)
自生環境
道ばた、畑地、荒れ地 など
原産地
熱帯アメリカ
特徴
- 国内で雑草化してはびこるようになったのは戦後の話です。おそらく輸入穀物の中に種子が混じっていたのがきっかけと考えられています。市内でもいたるところに定着しています。
- 江戸時代の終わりごろには花を楽しむ園芸植物として渡来したことがありました。夏から秋にかけて直径3センチメートルくらいの小さな朝顔のような花を咲かせます。花色には多少の個体差がありますが、多くは水色です。花は朝のうちでしぼみ、しぼんだ後は赤紫色になります。花期が長く、霜の降りる直前まで咲き続けることも珍しくありません。
- アメリカアサガオの葉のかたちは変化が大きいのですが、典型的なものでは5つに切れ込んでセイヨウキヅタ(アイビー)のような雰囲気があります。そのことから英語でIvy-leaved morningglory と言います。
マルバアメリカアサガオ
アメリカアサガオは葉のかたちの変化が大きく、典型では3から5つに切れ込みます。中には葉の切れ込みが無く丸っこいハート形になる株があり、マルバアメリカアサガオという変種に区別されています。ただ実際に観察していると、丸っこいハート形の葉と、切れ込みのある葉が、同じ株の中に混じることも珍しくありません。そのためマルバアメリカアサガオは変種として区別できないかもしれません。
市内の分布状況
市内全域に分布しています。荒れ地や田畑周辺で多く見られます。
予想される被害
- 駆逐
- 農業被害
「雑草化したアサガオ」のひとつです。タネでよく増え、畑や野原を覆う勢いでつるを旺盛に伸ばします。そのため、増えすぎると地域の生態系に影響が出る可能性があります。
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