ハナニラ(花韮)(ヒガンバナ科ハナニラ属)
ハナニラ(花韮)(ヒガンバナ科ハナニラ属)
自生環境
野原、人家近く など
原産地
アルゼンチン
特徴
- 春に咲く秋植え球根として、世界じゅうで栽培されています。日本には明治時代に渡来し、属名をカタカナにした「イフエイオン」の名で呼ばれることもあります。いわゆるスプリングエフェメラルのひとつで、地上部が現れるのは春のみです。花が終わると、他の植物が生い茂る前に休眠に入ります。
- 春に咲く花の花びらは6枚で、星のような形をしています。そのことから英語名はspring star-flowerです。花色は薄青紫色のものが多いですが白、ピンク、青紫色などのバリエーションがあります。果実はめったにできません。
- 果実ができない代わり、地中でどんどん新しい球根をつくり、それで増えていきます。近年は土とともに球根があちこち運ばれ、野生化してしまっています。育てるときは周辺に野生化させないよう気をつけたいところです。
ハナニラと花にらは別物
ニラは葉を食べる野菜としておなじみですが、花茎とつぼみを摘んで食べる「花にら」と呼ばれるものもあります。これは「ニラのつぼみ」を指すもので、ハナニラとは全くの別物です。ハナニラの葉にもニラのような匂いがあるものの、食べられるかどうかの情報は無く、安全の保証はできません。そのため、ハナニラと「花にら」を取りちがえないよう気をつけたいところです。
市内の分布状況
市内全域に分布し、身近な日当たりの良い場所に多く見られます。
予想される被害
- 駆逐
庭や花だんによく植えられます。その一方で、繁殖力が強く、球根でどんどん増えるためあちこちで野生化しています。育てるときは野生化させないような気配りが必要です。
外来生物法など
その他の総合対策外来種(法的規制は無し)
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