ハナニラ(花韮)(ヒガンバナ科ハナニラ属)

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ページ番号 1030798 更新日  令和3年3月25日 印刷 大きな文字で印刷

ハナニラ(花韮)(ヒガンバナ科ハナニラ属)

ハナニラの図鑑

自生環境

野原、人家近く など

原産地

アルゼンチン

特徴

  • 春に咲く秋植え球根として、世界じゅうで栽培されています。日本には明治時代に渡来し、属名をカタカナにした「イフエイオン」の名で呼ばれることもあります。いわゆるスプリングエフェメラルのひとつで、地上部が現れるのは春のみです。花が終わると、他の植物が生い茂る前に休眠に入ります。
  • 春に咲く花の花びらは6枚で、星のような形をしています。そのことから英語名はspring star-flowerです。花色は薄青紫色のものが多いですが白、ピンク、青紫色などのバリエーションがあります。果実はめったにできません。
  • 果実ができない代わり、地中でどんどん新しい球根をつくり、それで増えていきます。近年は土とともに球根があちこち運ばれ、野生化してしまっています。育てるときは周辺に野生化させないよう気をつけたいところです。

ハナニラの画像その1。春に星形の花を咲かせる。花色は株によって少しずつちがう。

ハナニラの画像その2。外花被片/内花被片。外花被片と内花被片はほぼ同じかたちで、それぞれ3枚ずつ。苞葉。花の下に2枚の苞葉がある。

ハナニラの画像その3。果実はめったにできない。葉を揉むとニラのような匂いがする。

ハナニラと花にらは別物

ニラは葉を食べる野菜としておなじみですが、花茎とつぼみを摘んで食べる「花にら」と呼ばれるものもあります。これは「ニラのつぼみ」を指すもので、ハナニラとは全くの別物です。ハナニラの葉にもニラのような匂いがあるものの、食べられるかどうかの情報は無く、安全の保証はできません。そのため、ハナニラと「花にら」を取りちがえないよう気をつけたいところです。

市内の分布状況

市内全域に分布し、身近な日当たりの良い場所に多く見られます。

市内の分布状況の図

予想される被害

  • 駆逐

庭や花だんによく植えられます。その一方で、繁殖力が強く、球根でどんどん増えるためあちこちで野生化しています。育てるときは野生化させないような気配りが必要です。

外来生物法など

その他の総合対策外来種(法的規制は無し)

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