野田市歌
野田市歌
昭和25年11月3日制定
- 朝風はこころに香りて
街並はみどりに晴れゆく
おゝ野田市平和のふるさと
建設の鐘さえ高鳴り
はつらつとあすへはばたく
その力つばさとつよし - むらさきの歴史はかがやき
醸造のこだまはひびこう
おゝ野田市希望のふるさと
貿易の歌さえ弾みて
隆々とあすへ伸びゆく
その誇りみそらとたかし - 江戸川の流もさやかに
新文化泉とあふるる
おゝ野田市民主のふるさと
人の和の花さえ微笑み
絢爛とあすへ栄える
その姿ひかりとすがし
制定の経緯
野田市は、昭和25年5月3日に県内8番目の市として市制を施行しました。その記念行事のひとつとして市歌を作ることが決まり、歌詞を県民から公募したところ、254名の応募があり、審査を経て、香取佳津見氏の作品が1等となり歌詞が決定しました。その後、古関裕而氏により曲が作られ、11月2日に興風会館大講堂において、野田市主催、野田地方文化団体協議会後援、野田洋楽会賛助による「市歌発表音楽会」が開催され、野田市歌が市民の前に披露され、11月3日に制定されました。
詞者(香取佳津見)
香取佳津見氏は、大正7年1月1日千葉県香取郡香取町に生まれました。昭和10年旧制佐原中学校を卒業し、佐原郵便局に就職されました。昭和51年に同郵便局を退職後、香取地区老人クラブ会長、佐原市の民生委員児童委員を務めました。平成元年8月には、千葉県知事から多年の福祉活動に対して感謝状を受けています。
作曲者(古関裕而)
古関裕而氏は、明治42年8月11日福島県福島市に生まれました。昭和4年に舞踏組曲「竹取物語」がイギリスロンドン市のチェスター楽譜出版社募集の作曲コンクールに応募し、2等に入選しました。昭和5年にはコロンビア専属作曲家として入社するため上京しました。その後、「長崎の鐘」、「全国高等学校野球大会の歌」、「オリンピック・マーチ」などを作曲しています。
【参考文献】 相浦秀也「研究レポート 野田市歌について」(『野田市史研究』第8号、1997年、野田市、p.133-142)
試聴
興風図書館及びせきやど図書館においてCDの貸出しをしておりますのでご利用ください。
合唱
- 東部中学校選抜合唱団
- 木間ケ瀬中学校合唱部
演奏
- 東部中学校吹奏楽部
JASRAC許諾第J240440898号
消防音楽隊による野田市歌演奏もぜひご覧ください。(野田市公式動画チャンネル)
ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
総務部 総務課
〒278-8550 千葉県野田市鶴奉7番地の1
電話:04-7123-1071
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。