防災ハンドブック(風水害を正しく理解しましょう)

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ページ番号 1008955 更新日  令和6年8月28日 印刷 大きな文字で印刷

土砂災害の2つの警戒区域を知っておきましょう

「土砂災害警戒区域」と「土砂災害特別警戒区域」とは、「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律」に基づいて千葉県によって指定・告示された区域のことです。

千葉県ホームページから野田市の土砂災害警戒区域等の指定状況等を確認することができます。

土砂災害警戒区域(通称:イエローゾーン)

土砂災害のおそれがある区域のこと。

指定区域にお住まいの場合

  • 危険な場所を点検し、防災情報を収集する。
  • 避難訓練に参加する。
  • ハザードマップで避難所を確認しておく。
  • 土砂災害警戒情報や雨量の情報に注意する。
  • 土砂災害警戒情報などが発表された際には早めに避難する。

土砂災害特別警戒区域(通称:レッドゾーン)

土砂災害警戒区域のうち、建築物に損壊が生じ、住民に著しい危害が生じるおそれがある区域のこと。

指定区域にお住まいの場合

  • 著しい損壊が生じるおそれがある建築物に対し、移転などが勧告される可能性がある。
  • 危険な場所を点検し、防災情報を収集する。
  • 避難訓練に参加する。
  • ハザードマップで避難所を確認しておく。
  • 土砂災害警戒情報や雨量の情報に注意する。
  • 土砂災害警戒情報などが発表された際には早めに避難する。

土砂災害(種類と前兆)

土砂災害は発生すると大きな被害を引き起こします。長雨や大雨、または地震が発生したあとに次のような現象を察知したら、早めに避難し、防災機関に通報しましょう。

がけ崩れ

雨でやわらかくなった斜面が急激に崩れ落ちる。最も多い土砂災害。

こんな前兆に注意

  • がけからの水がにごる。
  • 地下水やわき水が止まる。
  • 斜面のひび割れ、変形がある。
  • 小石が落ちてくる。
  • がけから異常な音がする。
  • 異様なにおいがする。

土石流

山腹や渓流の土砂が一気に下流へ押し流される。破壊力が大きい。

こんな前兆に注意

  • 近くで山崩れなどが発生。
  • 立木の裂ける音や岩の流れる音がする。
  • 山鳴りがする。
  • 雨が降り続いているのに川の水量が減少する。
  • 川がにごったり、流木がまざる。

地すべり

斜面の一部が地下水などの影響でゆっくりと滑り落ちる。被害は広範囲に及ぶ。

こんな前兆に注意

  • 地鳴り、家鳴りがする。
  • 根の切れる音がする。
  • 地面が振動する。
  • 地面にひび割れができる。
  • 井戸や沢の水がにごる。
  • がけや斜面から水が噴き出す。

大雨などに関する情報と市民の行動

気象状況 気象庁等の情報 市民がとるべき行動

大雨の数日

から

約1日前

早期注意情報

(警報級の

可能性)

  災害への心構えを高める

大雨の半日

から

数時間前

大雨注意報

洪水注意報

高潮注意報

キキクル

(危険度分布)

 

自らの避難行動を確認

・ハザードマップ等により、自宅等の災害リスクを再確認するとともに、避難情報の把握手段を再確認するなど。

大雨警報に切り替える可能性が高い注意報

注意

(注意報級)

氾濫

注意情報

大雨の数時間

から

2時間程度前

大雨警報

洪水警報

高潮警報に切り替える可能性が高い注意報

警戒

(警報級)

氾濫

警戒情報

危険な場所から高齢者等は避難

・高齢者等以外の人も必要に応じ、普段の行動を見合わせ始めたり、避難の準備をしたり、自主的に避難する。

土砂災害

警戒情報

高潮

警報

高潮

特別

警報

非常に危険

氾濫

危険情報

危険場所から全員避難

・過去の重大な災害の発生時に匹敵する状況。この段階までに避難を完了しておく。

・台風などにより暴風が予想される場合は、暴風が吹き始める前に避難を完了しておく。

極めて危険

数十年に

一度の大雨

<警戒レベル4までに必ず避難!>

大雨特別警報

 

氾濫

発生情報

命の危険 直ちに安全確保!

・すでに安全な避難ができず、命が危険な状況。今いる場所よりも安全な場所へ直ちに移動する。

避難行動3つのポイント

1.分散避難

浸水想定区域外の安全な場所に住まいがある親戚や知人宅、自宅、ホテルや旅館などの宿泊施設のほか、車中避難など指定避難場所以外の避難先に避難する方法です。新型コロナウイルス感染症の拡大を契機に、避難所の「密」を避ける手段として関心が高まっています。

2.車中避難

感染症対策として、避難所での密集を避けるため車中での避難も選択肢のひとつです。感染防止やプライベート空間の確保などメリットがありますが、エコノミークラス症候群や一酸化炭素中毒に十分な注意が必要です。

3.在宅避難

避難とは「難」を「避ける」こと。停電や断水などが起きていても、自宅が安全な場合は必ずしも避難所に避難する必要はありません。ただし、少しでも危険を感じたら、自宅にとどまらずに避難しましょう。

竜巻が迫ってきたら

実際に竜巻が接近してきたときの周囲の変化

  • 空が急に暗くなる。
  • 大粒のひょうが降る。
  • 漏斗状の雲が目撃される。
  • ゴーというジェット機のような音が聞こえる。
  • 飛散物が筒状に舞い上がる。
  • 気圧の変化で耳に異常を感じる。

屋外では

  • 近くの頑丈な建物内に避難する。(車の中、物置・プレハブの建物などには逃げない)
  • 近くに頑丈な建物がない場合は、水路や溝などくぼんだ場所(急な豪雨に注意)や物陰に身を伏せ、両腕で頭と首を守る。

住宅内では

  • 窓は閉め、カーテンも閉める。
  • 雨戸やシャッターを閉める。
  • 家の中心部に近い、窓のない部屋に移動する。
  • 地下室や建物の最下階に移動する。
  • 低い姿勢を取り、両腕で頭と首を守る。

オフィスビルなどでは

  • 窓のない部屋や廊下へ移動する。
  • ガラスのある場所から離れる。
  • エレベーターは停止するおそれがあるので乗らない。
  • 低い姿勢を取り、両腕で頭と首を守る。

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このページに関するお問い合わせ

市民生活部 防災安全課
〒278-8550 千葉県野田市鶴奉7番地の1
電話:04-7136-1779
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