足裏の感覚と運動(市報のだ11月15日号掲載)
足裏は体の中で唯一、立位時に地面と接している部位で、足底部からの情報を得る感覚受容器(メカノレセプター)というセンサーが多く存在します。このセンサーの働きにより、私たちは体のバランスを保ち、姿勢の調整や運動を開始する準備が行われています。このセンサーは、加齢やそれに伴う足裏の角質化によって機能が衰えることがわかっています。高齢者が転びやすくなるのもこのことが原因の1つと考えられています。足裏のチェックや足指の運動などを日常的に実践し、メカノレセプターの働きを保つことが大切です。市が実施する、のだまめ学校では、足指を細かく動かす運動の講座も含まれています。ぜひ参加してみましょう。
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