筋肉と血液の関係

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ページ番号 1036831 更新日  令和5年5月31日 印刷 大きな文字で印刷

(監修:柳田信也先生)

筋肉は、「第二の心臓」と呼ばれることがあります。これは、筋肉の働きと血液の循環が密接に関係しているからです。私たちは、常に地球の重力の影響下で生活をしているため、重力に抗って身体各部から心臓に血液を戻す力が必要となります。特に抗う力が多く必要となる下肢では静脈血が留まりやすくなります。この静脈血を心臓に戻す力を生み出すのが筋肉と静脈弁です。心臓から離れている下肢には、大きな下腿三頭筋(ふくらはぎ)があります。この筋肉が収縮した時は、血液が押し出され、血液を心臓に戻す力になります。また、こうして生み出された血液の流れは静脈弁の働きで逆流が防がれています。このように、筋肉が収縮と弛緩を繰り返すことで、心臓と同じような働きをしています。市で実施している、シルバーリハビリ体操に参加し、筋肉を動かしましょう。

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