高齢者等帯状疱疹予防接種

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ページ番号 1045709 更新日  令和7年5月7日 印刷 大きな文字で印刷

帯状疱疹について

帯状疱疹は、水痘(みずぼうそう)を引き起こすウイルスによって引き起こされる病気です。水痘にかかった後、このウイルスは神経に潜伏し、免疫力が低下したり年齢が上がったりすることで再活性化し、帯状疱疹として現れることがあります。
発症すると、一般的に数日から10日ほど神経痛のような痛みを感じ、身体の左右どちらか一方の神経に沿って発疹や水ぶくれが赤く帯状に広がります。発症部位によっては、角膜炎等による視力低下、耳鳴りや難聴、顔面神経麻痺などの合併症が生じることがあります。また、皮膚症状が治った後も、長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)になる可能性があります。

令和7年度対象者への接種券(ハガキ)の発送について

「令和7年度 野田市帯状疱疹予防接種券」(ハガキ)

発送日:令和7年4月24日

注 接種券を医療機関に持参しないと助成を受けることはできませんので、ご注意ください。

定期接種

定期接種について(令和7年度)

対象者

接種時に野田市に住民票があり、次のいずれかに該当する方(すでに接種が完了した方は対象外です)

1.令和7年度(令和7年4月1日から令和8年3月31日)に65・70・75・80・85・90・95・100歳を迎える方

2.100歳以上の方(令和7年度に限る)

3.接種時に60歳から65歳未満の方で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障がい1級相当の方
   注 身体障がい者手帳の写しまたは医師の診断書(写しでも可)の提出が必要です。

定期接種の対象者(令和7年度)

65歳 昭和35(1960)年4月2日から昭和36(1961)年4月1日生まれ
70歳 昭和30(1955)年4月2日から昭和31(1956)年4月1日生まれ
75歳 昭和25(1950)年4月2日から昭和26(1951)年4月1日生まれ

80歳

昭和20(1945)年4月2日から昭和21(1946)年4月1日生まれ
85歳 昭和15(1940)年4月2日から昭和16(1941)年4月1日生まれ

90歳

昭和10(1935)年4月2日から昭和11(1936)年4月1日生まれ
95歳 昭和5(1930)年4月2日から昭和6(1931)年4月1日生まれ
100歳 大正14(1925)年4月2日から大正15(1926)年4月1日生まれ
100歳以上 大正14(1925)年4月1日生まれ以前(令和7年度に限る)

(補足)令和7年度から令和11年度までの5年間は、65歳を超える方の接種機会を確保するため経過措置が設けられています。その年度内に70、75、80、85、90、95、100歳となる方が対象となり、経過措置期間中に1度、定期接種の対象者となります。対象者は年度によって異なるため、接種の機会を逃さないようにご注意ください。

接種期間

令和8年3月31日まで

接種場所

市内実施医療機関または千葉県内協力医療機関

接種の受け方

令和7年度に対象になる方(60歳から64歳の対象者を除く)には野田市より接種券(ハガキ)を送付します。
接種を希望される方は実施医療機関に問い合わせのうえ、郵送した接種券(ハガキ)とマイナ保険証等を持参することで予防接種を受けることができます。

定期予防接種の償還払いについて

原則として、指定の医療機関で予防接種を受けていただきますが、病気療養などの理由によりやむを得ず千葉県外で予防接種を希望する方は、償還払いの手続きが必要となります。事前に申請なく接種した場合には、任意接種となり、費用の払い戻しはありません。
償還払いの手続きについては、「定期予防接種における償還払いについて」を読んでいただき、接種前に「【様式(1)】野田市予防接種実施依頼交付申請書」を保健センターに提出してください。手続きには、1か月程度かかりますので、余裕をもって申請してください。

使用するワクチン

使用するワクチンは医療機関によって異なります。予約時の実施医療機関へご確認ください。

ワクチンの種類                     

生ワクチン 不活化ワクチン
接種回数 1回 2回
接種方法 皮下接種 筋肉内接種
接種間隔

麻しん風しん等の生ワクチンを接種した場合は、27日以上あける

2か月以上あけて(6か月以内に)2回接種する

(ただし、医師が早期接種を必要と判断した場合、接種間隔を1か月以上に短縮可)

1年後の発症予防効果     

約60% 約90%以上
効果の持続 約5年 10年以上

接種を受けられないかた                                                          

・発熱を呈しているひと

・重篤な急性疾患にかかっているひと

・本剤の成分によってアナフィラキシー
 を呈したことがあるひと

・免疫機能に異常のある疾患を有するひと

・免疫抑制をきたす治療中のひと

・発熱を呈しているひと

・重篤な急性疾患にかかっているひと

・本剤の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあるひと

接種に注意が必要なかた

輸血やガンマグロブリンの注射を受けたひとは治療後3か月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けたひとは6か月以上おいて接種する必要があります。 筋肉内に接種するため、血小板減少症や凝固障がいを有するひと、抗凝固療法を実施しているひとは注意が必要です。
副反応 注射部位の痛み、腫れ、発赤、かゆみなど。
まれにアナフィラキシー、血小板減少性紫斑病など重篤な副反応が現れることがあります。
注射部位の痛み、発赤、腫れ、筋肉痛、発熱、頭痛、疲労、悪寒など。
まれにアナフィラキシーなど重篤な副反応が現れることがあります。

 

接種費用

生ワクチン(製品名:ビケン):3,000円

不活化ワクチン(製品名:シングリックス):1回あたり7,500円

ワクチンの種類は2種類です。どちらか一方の公費助成となります。

自己負担金免除申請について

次の方は事前の申請により自己負担金の免除を受けることができます。
接種後に申請しても返金はできませんので、ご注意下さい。
転入者や世帯全員の課税状況が確認できない場合など、手続きに時間を要する可能性があります。接種日まで余裕をもった申請をお願いします。

 1.生活保護法による保護を受けている方 

 2.市町村民税非課税世帯に属する方

 3.中国残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰国した中国残留邦人及び特定配偶者の自立支援に関する法律による支援給付を受けている方

 申請窓口

保健センター

関宿保健センター

65歳以上の市町村民税非課税世帯に限り、各出張所(北出張所、南出張所、中央出張所、愛宕駅前出張所)でも申請可能です。
注 関宿支所(いちいのホール)では申請できません。

 申請に必要なもの

下記のとおり本人確認書類(マイナンバーカード等の原本)を持参のうえ、窓口で申請して下さい。

申請者(窓口に来る人) 必要書類
接種希望者本人または接種希望者本人と同一世帯の方 申請者本人確認書類(原本)
上記以外の方

申請者の本人確認書類(原本)

委任状または接種希望者の本人確認書類(原本)

注 令和6年1月2日以降(令和7年6月以降に申請する方は令和7年1月2日以降)に野田市に転入された方は、課税状況を野田市で確認することができません。前住所地で発行された非課税証明書(世帯全員の情報が分かるもの)を持参のうえ、申請して下さい。
注 他市町村で生活保護を受給されている方は、当該市町村から発行された生活保護受給証を持参のうえ、申請してください。

予防接種の効果

帯状疱疹の予防接種は、発症自体を防ぎ、万が一発症しても重症化を防ぐ効果が期待できます。特に高齢者や免疫力が低下している人々には重要な予防手段となります。帯状疱疹が回復した後に長期間にわたって続く痛み、帯状疱疹後神経痛(PHN)の発症リスクも低下させることがわかっています。

予防接種を受ける前の注意

・予防接種について、十分に理解・納得した上で接種を受けましょう。気にかかることや、わからないことは、医師や保健センターにお問い合わせください。

・予診票は接種できるかどうか判断する大切な情報です。基本的には接種を受けるご本人が責任をもって記入し、正しい情報を医師に伝えてください。

次に当てはまる方は、予防接種を受けることができませんので、ご注意ください。

・本人の接種意思を確認できない方

・明らかな発熱がある方(37.5℃以上)

・重い急性疾患にかかっていることが明らかな方

・予防接種の接種液の成分によってアナフィラキシーを起こしたことがある方

・過去に帯状疱疹予防接種を受けたことがある方

・病気や治療によって、免疫が低下している方(生ワクチンの接種)

・その他、予防接種を行うことが不適当な状態にある方

次の方は、予防接種を受ける際に、担当医師と相談することをおすすめします。

・心臓血管系の疾患、じん臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患がある方

・予防接種で接種後2日以内に発熱の見られた方及び全身性発疹等アレルギーを疑う症状を呈したことがある方

・過去にけいれんを起こしたことがある方

・過去に免疫不全の診断がされている方及び近親者に先天性免疫不全症の者がいる方

・本剤の成分に対してアレルギーを呈するおそれのある方

予防接種を受ける前の注意事項

・心臓血管系の疾患、じん臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患がある方

・予防接種で接種後2日以内に発熱の見られた方及び全身性発疹等アレルギーを疑う症状を呈したことがある方

・過去にけいれんを起こしたことがある方

・過去に免疫不全の診断がされている方及び近親者に先天性免疫不全症がいる方

・本剤の成分に対してアレルギーを呈するおそれのある方

予防接種を受けた後の注意

・接種直後から数日中に、次のような症状があらわれることがありますが、通常2から3日のうちによくなります。

・注射のあとが赤くなる・腫れる・痛む

・発疹・じんましん・かゆみ

・発熱・悪寒・頭痛・体がだるい

・重大な副反応として、まれにショック、アナフィラキシーなどがあらわれることがあります。

・副反応の多くは24時間以内にあらわれますので、特にその間は体調に注意しましょう。

・接種部位の異常(痛みや熱を伴うひどい腫れなど)や体調の変化(高熱、全身のじんましん、けいれんなど)があった場合は、速やかに医師の診察を受けてください。

・接種後は、接種部位を清潔に保ち、接種当日の激しい運動や飲酒は避けましょう。

・接種当日の入浴はさしつかえありませんが、接種部位を強くこすらないでください。

 

健康被害救済制度について

帯状疱疹予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障がでるような障がいを残すなどの健康被害が生じた場合で、予防接種と因果関係があると認定された場合は、予防接種法に基づく補償を受けることができます。

詳細は保健センターまでお問い合わせください。

 

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このページに関するお問い合わせ

健康子ども部 保健センター
〒278-0003 千葉県野田市鶴奉7番地の4
電話(母子保健係):04-7125-1190
電話(健康増進係):04-7125-1189
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。