救急車の適正利用にご協力をお願いします
近年、全国的に救急車の出動件数が増加しています。
救急車を要請した人の約半数は、入院の必要のない軽症者という報告もあります。
救急車は、ケガや急病などで緊急を要する傷病者のためにあります。
緊急でないときに救急車を要請すると、本当に救急車を必要とする事故や急病が発生した際、最寄の消防署から救急車が出動できなくなるため、現場到着までに時間を要し「救える命」が救えなくなることも考えられます。
緊急性がなく、ご自分で病院に行ける場合は、自家用車や交通機関等を利用してください。
救急車以外に搬送の手段がなく、緊急に医療機関等に搬送しなければならない場合は、迷わずにすぐに救急車を要請してください。
救急車を呼ぶべきか迷った場合は
千葉県救急安心電話相談(#7119または03-6810-1636)
令和5年11月1日より、千葉県救急安心電話相談の電話番号は「#7119」に変更となります。
【相談時間】平日・土曜日は18時から翌朝8時、日曜・祝日・年末年始・ゴールデンウィークは9時から翌朝8時
(現在、千葉県で使用されている#7009は令和6年3月31日まで1回線のみ使用可能となります。)
小さなお子さんの場合は
こども急病電話相談(15歳未満対象)(#8000または043-242-9939)
毎日19時から翌日8時までの間
車椅子の方や寝たきりの方を医療機関に搬送したいときは(緊急でない場合)
平成28年4月1日から「野田市民間の患者等搬送事業者に対する認定等に関する要綱」が施行され、消防機関から認定を受けた事業者が患者を医療機関へ搬送できるようになりました。現在、市内では3事業者が認定を受けております。
全国版救急受診アプリ「Q助(きゅーすけ)」
住民による緊急度判定を支援する救急受診アプリ(愛称「Q助」)のスマートフォン版及びウェブ版が総務省消防庁から提供を開始されています。
急な病気やけがをしたとき、該当する症状を画面上で選択していくと、緊急度に応じた必要な対応が表示されます。
その後、119番通報、医療機関の検索、受診手段の検索を行うことができるようになり、住民が行う緊急性の判断を支援するものとなっています。
消防庁ホームページ全国版救急受診アプリ(愛称「Q助」)から、ダウンロードできます。
ためらわず救急車を利用すべき主な症状
頭・顔
成人
- 顔半分が動きにくい。しびれる
- 突然の激しい頭痛
- ろれつがまわりにくい。うまく話せない
小児
- 顔半分が動きにくい。しびれる
- 突然の激しい頭痛
手・足
成人
- 両手を上げ、5つ数える間に片手が下がる
小児
- 意識がなくなり、手足が硬直している
その他
成人
- 胸や背中に突然の痛み
- 胸の中央が締め付けられたり、圧迫されたりするような痛みが2分から3分ほど続く
小児
- 全身にじんましんが出て顔色が悪い
救急車の誤った利用例
- 救急車で行けば早く診察してもらえる
- 今日、受診予約を入れている
- 自家用車がない
- タクシーではお金がかかる
というような場合に救急車を利用するのは適正とは言えません。
年別 |
令和2年 |
令和3年 |
令和4年 |
令和5年 |
||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
内訳 | 搬送人員 | 軽症者割合 | 搬送人員 | 軽症者割合 | 搬送人員 | 軽症者割合 | 搬送人員 | 軽症者割合 |
全搬送者数 |
6,448 |
- |
7,042 |
- |
8,088 |
- |
8,330 |
- |
軽症 |
2,717 |
42.1パーセント |
3,187 |
45.3パーセント |
4,146 |
51.3パーセント |
4,548 |
54.6パーセント |
年別 |
令和6年 (12月現在) |
|
---|---|---|
内訳 |
搬送人員 |
軽症者割合 |
全搬送者数 |
8,711 |
- |
軽症 |
4,444 |
51.0パーセント |
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消防本部 警防課
〒278-0005 千葉県野田市宮崎126番地の2
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