春季全国火災予防運動
「守りたい 未来があるから 火の用心」(2024年度全国統一防火標語)
日頃から火災予防の心がけを
令和7年春季全国火災予防運動が、3月1日(土曜日)から7日(金曜日)までの7日間行われます。春先は、空気の乾燥や強風などで、火災が多くなる時季です。寒さが残り、暖房器具で火を使う機会が続き、ちょっとした不注意から火災が発生しやすくなりますので、ご家庭におきましては、火の取扱いには十分注意し、日頃から火災予防を心がけましょう。
過去3年間の火災の出火件数
建物火災 | 林野火災 | 車両火災 | その他火災 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|
令和6年 | 32 | 0 | 5 | 15 | 52 |
令和5年 | 31 |
2 |
7 | 19 | 59 |
令和4年 | 25 | 1 |
4 |
14 |
44 |
令和6年中に野田市内で発生した火災件数は52件で、前年と比べて7件減少しています。火災の種別ごとの件数について見ると、建物火災は32件で1件増加しています。
火災で最も多い出火原因は、「枯草焼き」次いで「放火(疑い含む)」、「たばこ」、「配線・配線器具」となっています。
たばこ火災
たばこの温度は700度あり、火種が残ったままのたばこをごみ箱に捨てることや、寝たばこ、屋外などでのポイ捨てが火災につながる原因の多くを占めています。
- 寝たばこやポイ捨ては絶対にしない。
- 灰皿には水を入れておき、周りには燃えやすいものを置かない。
- 就寝前、外出前は確実にたばこの火を消す。
電気配線・器具による火災
独立行政法人 製品評価技術基盤機構(nite)によると、電気配線・器具による火災の増加は、テレワークの普及、増加によりテーブルタップや延長コードの使用が増えたことが関係しているものと推定されています。
電気配線・器具の火災を防ぐポイント
- 電源プラグやテーブルタップ、コンセントの差込口などにほこりがたまらないよう掃除する。
- テーブルタップやコンセントの差込口などに水分やアルコールが付着しないよう注意する。
- 変形した電源プラグを使用しない。
- 電源コードを引っ張る、机や椅子の脚で踏むなど、無理な力を加えない。
- 接続可能な最大消費電力を確認し、これを超えるような使用をしない。
ストーブによる火災に注意しましょう
いまだに寒さが残り、家庭や職場でストーブなどの暖房器具で火を使う機会が続くため、ちょっとした不注意から火災が発生しやすくなります。
家族で守る防火のルール(ストーブ)
- 使用する前は必ず、点検整備を行いましょう。
- 間違ってガソリンを給油しないように、油種を確認してから購入しましょう。
また、ガソリンスタンド等の販売店で購入する際は、必ず油種を確認してから購入しましょう。 - 燃料を給油する際は、ストーブを消しましょう。
- 燃料給油後は、しっかりと燃料タンクの蓋が閉まっていることを確認しましょう。
- カーテンや家具など、燃えやすい物の近くにストーブを置かないようにしましょう。
- 洗濯物はストーブの上に干したり、近くで乾かしたりするのはやめましょう。
また、ストーブの近くに積み上げていた洗濯物が崩れて引火しないよう、周囲には衣類やその他の可燃物などを置かないようにしましょう。 - ストーブの近くにスプレー缶は絶対に置かないようにしましょう。(破裂する危険があります)
- 部屋に誰も居ない時は、ストーブを必ず消しましょう。
- ストーブをつけたまま寝ないようにしましょう。
放火火災
放火を予防するには、「放火されない、放火させない、放火されても被害を被害を大きくさせない」ことが基本です。
- 家の周りに燃えやすいものを置かない。
- 夜間は建物の周囲や駐車場を照明で明るくする。
- 空き家や物置には鍵をかける。
- 車やバイクなどのカバーは燃えにくいものを使う。
住宅用消火器を設置しましょう
初期消火が行われた時に、最も多く使用されているのは消火器です。大都市圏の消防本部のデータによると、初期消火で消火器を使用した場合、約8割近くが成功しています。万が一火が出てしまった場合、消火器を使用した初期消火が大変効果的です。
3月1日に街頭防火キャンペーンを実施します
春季全国火災予防運動実施に伴い、防火意識の高揚を図るため、住宅用火災警報器や感震ブレーカーの紹介、消防音楽隊の演奏、オリジナルエコバッグを配布し、火災予防啓発活動を実施します。
場所:イオンノア店 泉の広場前(野田市中根36-1)
時間:10時から11時30分まで
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消防本部 予防課
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