春季全国火災予防運動
「お出かけは マスク戸締り 火の用心」(2022年度全国統一防火標語)
日頃から火災予防の心がけを
令和5年春季全国火災予防運動が、3月1日(水曜日)から7日(火曜日)までの7日間行われます。まだまだ寒い日が続いており、春一番のような強い風も吹くため、ちょっとした不注意から火災が発生しやすい時季といえます。また、お家で暖房器具を使用する機会も多いと思いますので、暖房器具は正しく使用し、火事を起こさないように注意しましょう。
過去3年間の火災の出火件数
建物火災 | 林野火災 | 車両火災 | その他火災 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|
令和4年 | 25 | 1 | 4 | 14 | 44 |
令和3年 | 16 | 0 | 2 | 10 | 28 |
令和2年 | 20 | 0 | 3 | 14 |
37 |
令和4年中に野田市内で発生した火災件数は44件で、前年と比べて16件増加しています。火災の種別ごとの件数について見ると、建物火災は25件で9件増加しています。出火原因は、「たばこ」、「たき火」がもっとも多く、次いで「電気配線・器具」、「枯草焼き」となっています。
たばこ火災
たばこの温度は700度あり、火種が残ったままのたばこをごみ箱に捨てることや、寝たばこ、屋外などでのポイ捨てが火災につながる原因の多くを占めています。
- 寝たばこやポイ捨ては絶対にしない。
- 灰皿には水を入れておき、周りには燃えやすいものを置かない。
- 就寝前、外出前は確実にたばこの火を消す。
電気配線・器具による火災
独立行政法人 製品評価技術基盤機構(nite)によると、電気配線・器具による火災の増加は、テレワークの普及、増加によりテーブルタップや延長コードの使用が増えたことが関係しているものと推定されています。
電気配線・器具の火災を防ぐポイント
- 電源プラグやテーブルタップ、コンセントの差込口などにほこりがたまらないよう掃除する。
- テーブルタップやコンセントの差込口などに水分やアルコールが付着しないよう注意する。
- 変形した電源プラグを使用しない。
- 電源コードを引っ張る、机や椅子の脚で踏むなど、無理な力を加えない。
- 接続可能な最大消費電力を確認し、これを超えるような使用をしない。
ストーブによる火災に注意しましょう
いまだに寒さが残り、家庭や職場でストーブなどの暖房器具で火を使う機会が続くため、ちょっとした不注意から火災が発生しやすくなります。
家族で守る防火のルール(ストーブ)
- 使用する前は必ず、点検整備を行いましょう。
- 間違ってガソリンを給油しないように、油種を確認してから購入しましょう。
また、ガソリンスタンド等の販売店で購入する際は、必ず油種を確認してから購入しましょう。 - 燃料を給油する際は、ストーブを消しましょう。
- 燃料給油後は、しっかりと燃料タンクの蓋が閉まっていることを確認しましょう。
- カーテンや家具など、燃えやすい物の近くにストーブを置かないようにしましょう。
- 洗濯物はストーブの上に干したり、近くで乾かしたりするのはやめましょう。
また、ストーブの近くに積み上げていた洗濯物が崩れて引火しないよう、周囲には衣類やその他の可燃物などを置かないようにしましょう。 - ストーブの近くにスプレー缶は絶対に置かないようにしましょう。(破裂する危険があります)
- 部屋に誰も居ない時は、ストーブを必ず消しましょう。
- ストーブをつけたまま寝ないようにしましょう。
放火火災
放火を予防するには、「放火されない、放火させない、放火されても被害を被害を大きくさせない」ことが基本です。
- 家の周りに燃えやすいものを置かない。
- 夜間は建物の周囲や駐車場を照明で明るくする。
- 空き家や物置には鍵をかける。
- 車やバイクなどのカバーは燃えにくいものを使う。
住宅用消火器を設置しましょう
初期消火が行われた時に、最も多く使用されているのは消火器です。大都市圏の消防本部のデータによると、初期消火で消火器を使用した場合、約8割近くが成功しています。万が一火が出てしまった場合、消火器を使用した初期消火が大変効果的です。
2月27日に街頭防火キャンペーンを実施します
春季火災予防運動期間を前に、防火意識を高めるため、啓発品の配布や消防音楽隊の演奏を行います。
(雨天時は消防音楽隊の演奏を中止します)
場所:イオンノア店泉の広場
時間:10時から11時30分まで
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消防本部 予防課
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