7月市長フォト日記
29日(火曜日)みんなと一緒なら笑顔に! サンスマイル公演 (野田ガスホール)
ノーマライゼーションをテーマに毎年開催されてきたサンスマイル公演。恒例の第二中学校の生徒による応援エールで開幕します。ホールに響くこの声を聞くと、今年も始まるんだなと思います。
障がいのある人もない人もみんなが歌やダンスなどを同じ舞台に立つことをとおして、交流を深めていこうとするのが、この公演のテーマ。
どのチームも、沢山練習した自信と舞台に上がる高揚感で最後は笑顔!
この公演が回数を重ねるたびに、より多くの人たちとの交流が生まれることを願います。 誰が上でも下でもファーストでもなく、誰もが尊重され、生き生きと暮らせる世界。それが我々の望みです。
24日(木曜日) SDGs寄附型自動販売機連携事業開始式 (市役所)
今や、SDGsは小学校でも学習するほど私たちの未来にとっても身近で重要なものとなりましたね。 なぜでしょうか?
それは、国連が採択した国際的な合意で、「地球上の誰一人取り残さない」理念のもと、達成すべき17の目標と行動計画を全人類で取り組むべき事とされたからなんです。
私たちは、毎日色々なニュースを見聞きしますよね。そのたびに、背景には地球温暖化や貧困、教育などが複雑に絡んでいることに気が付くと思います。 もしSDGsに取り組まなかったら、私たち自身いずれもっと深刻な問題に直面するでしょう。
野田市でも、「人のつながりがまちを変える みんなでつくる 学びと笑顔あふれる コウノトリも住めるまち」をもとに、持続可能なまちづくりを目指しています。
そしてこの度、株式会社伊藤園より、市内でのSDGsの普及啓発を目的とした「SDGs寄付型自動販売機」の導入提案を受け、野田市のSDGs推進を発展させるため連携事業を開始することとなりました。
これは、市内でSDGsの推進に賛同し自動販売機を設置していただける事業者を対象に、自動販売機にSDGs普及啓発の野田市オリジナルパネルを掲示するとともに、その自動販売機の設置者が自動販売機年間収入の一部を野田市のSDGs事業に寄付する仕組みです。 野田市では、本事業ならびに野田市のSDGsへの取組にご賛同いただける事業者を方を募集していますので、ぜひご検討ください!
24日(木曜日) やさしさを黄色い羽根に乗せて 社会を明るくする運動作文コンテスト入賞者表彰式 (野田市議会議場)
この時期、市役所の職員は、黄色い羽根を付けています。 お気づきでしたか?
今月7月は、社会を明るくする運動の強化月間。この黄色い羽はそのシンボルです。 犯罪等の防止と、犯罪や非行をした人たちの更生を社会で支え、犯罪のない社会を作ることを目指しています。
そもそもの始まりは、戦後間もない昭和24年7月。 貧しく、街にあふれるたくさんの戦争孤児達の将来を心配した銀座商店街の有志が、自発的に「犯罪者予防更生法実施記念フェアー」を開催したのがはじまりなのだとか。
それから75年以上が経ちますが、罪を犯し、また再犯をする人の置かれる状況は変りはありません。 結局、人は社会の中でしか生きられないからではないでしょうか。
近年は、社会に閉塞感がまん延し、本来の意味での寛容という社会の空気がなくなってきているように心配しています。
犯罪の防止と犯罪をした人たちの立ち直りには、社会全体の理解と協力もまた必要なんです。
今日は、そんな社会を作ることを考えてくれた市内小中学校の児童生徒の皆さんによる作文のコンテストの表彰式を行いました。 身近な出来事から考えた事、最近のニュースを見聞きして感じた事を真剣に考えてくれました。500点もの作品の中から受賞した8名の皆さん、おめでとうございました。みなさんの感じた「やさしさ」が社会を明るく照らしていくことを信じています。
20日(日曜日) 撮ればまるでポスター!? ひまわりまつり (関宿台町ひまわり畑)
今年も約 4 ヘクタールの田んぼに咲くひまわりが見頃を迎えました。
暑さも毎年厳しくなるように感じますが、青い空に力強く咲くひまわりの姿は、暑さを一瞬忘れる美しさ!
映えます!
遠く向こうまで広がるひまわり畑を見ていると、ソフィア ローレン主演の有名な映画「ひまわり」に出てくるウクライナの広大なひまわり畑を思い出しちゃいました。
映画は、戦争のもたらす悲劇を描きますが、今のウクライナを思うと、今日のひまわりと青く高い空が平和であることの大切さをしみじみと感じさせてくれます。
国が行ってきた米の生産調整を発端に始まったひまわり栽培ですが、このひまわり達は、7月31日まで無料で摘み取って持ち帰ることができるんです。
ハサミや持ち帰るための袋などを持参のうえ、虫刺されや熱中症に気を付けて元気に咲いた大輪のひまわりを持ち帰ってくださいね。 軍手や帽子、虫よけなどがあるといいですよ!
場所:ひまわりの里(野田市関宿台町6057番地地先)
入場無料、花摘み無料
詳細は、下記のリンクをご確認ください。
15日(火曜日) にっこりをありがとう! 福田第二小学校 未来福にっこりプロジェクト (こうのとりの里)
こうのとりの里に近い福田第二小学校では、日頃からコウノトリやコウノトリを取り巻く生態系について勉強をしています。
その子どもたちがコウノトリや地域のために自分たちができる事は何かを考えて、コウノトリのためにと、数年前から募金を募ってくれています。
こうのとりの里に設置された募金箱に募金していただくと、子どもたちが作ったドライフラワーがお礼としてもらえるという企画。
募金してくれた人も、コウノトリもにっこり。それを見て子どもたちもにっこり、地域もにっこり!みんながにっこりできる「福にっこりプロジェクト」!
昨年10月から集まった33,737円もの募金と新しいドライフラワーをもらいましたよ!
動植物たちが共存していける社会であり続けるために、コウノトリを守ることはそのきっかけにすぎません。
私たちとこの地球が健やかにありつづけるために、行動をした皆さんはすごいと思います。今日は、沢山の希望と「にっこり」をありがとう!!


12日(土曜日) 野田に夏を告げる雨乞いの舞い (野田市野田)
国の選択無形民族文化財に選定され、県の無形民俗文化財にも指定されている野田の津久舞。千葉県「ちば文化資産」にも選定されました。
14メートルを超える一本の杉の柱に、ジュウジロウと呼ばれる雨蛙の面をつけた演じ手がのぼり、柱の先端部に取り付けられた逆さまの醤油樽の上で軽業のように舞います。もともと雨乞いの行事として始まったとされる津久舞は、200年以上続いてきた夏の風物詩です。
今も昔も、私たちは天候という自然の中で、なんとか災害を避けようと生きてきたんですね。
暑い夏の夜、今年も渇水や豪雨などの大きな災害に見舞われない事を祈りつつ、雨蛙に扮した演じ手のスリリングな演技と夜闇に照らし出されるつく柱の幻想的な雰囲気をぜひ体感しに来てください!

9日(水曜日) 野田のPR大使に就任! 春風亭一之輔独演会および委嘱式 (欅のホール)
笑点では、自虐的な回答などで会場を沸かせている大人気の落語家、春風亭一之輔さん。
日本で最もチケットの取れない落語家としても有名ですが、実は野田で独演会を毎年行ってくれています。
野田市出身ということもあり、実は今年の4月から野田のPR大使にも就任していただいており、今日は独演会の前の時間をお借りして委嘱式を行いました。
ご本人も、どんどん野田をアピールしてくれると笑顔で請け負ってくれ、心強いかぎり!
一之輔さん、よろしく頼みました!!
独演会では、まずはテッパンの地元、野田イジリで大笑い。
笑っているうちに、持ち味の緩急をつけた語り口で、本編の落語の世界に知らず知らずのうちに引き込まれてしまうので感心します。
また、今日は日本大学芸術学部で同級生だったという、講談師の一龍齋貞橘さんによる演目も披露されました。
お忙しい身ですが、これからも野田市で至高の技を見られることを期待します!
4日(金曜日) 夏だし!水辺で涼もう!水辺で乾杯! (利根運河水辺公園)
今年も、利根運河で涼やかに「水辺で乾杯 利根運河2025」が開催されました!
毎年川の日の7月7日、午後7時7分に水辺で全国一斉に乾杯しようというもので、お気に入りの水辺に向かい、仲間やそこで出会った人たちとグラスを交わすという、なんともゆるっとしたイベント。 今年の利根運河会場は、ちょっと早めの今日の乾杯となりました。
これは、まだまだ活用しきれていない水辺のあらたな可能性の開拓を目的に、官民連携で進めるプロジェクトの一環なんですが、全国で約2万人が参加する一大イベントに成長しています。
乾杯セレモニーより少し早めに行くと、両岸では演奏やダンスなどのパフォーマンス、屋台などですでに盛り上がっていました。
この日のドレスコードは「水辺をイメージする何か青いもの」を身に着けること! 乾杯グラスの飲み物も青で見た目にも涼やか。
日が傾いて風が吹くと、いよいよ多くの人たちが集まってきて、利根運河流域の醸造所が販売する約10種のクラフトビールやジンを片手に楽しんでいました。
今、水辺は治水機能のほかに、人が集い、文化を醸成する場所へ変わろうとしています。
あちらこちらの「乾杯」が、素敵な出会いといい夏の思い出になりますように!