ハス(蓮)(ハス科ハス属)

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ページ番号 1010907 更新日  令和3年5月19日 印刷 大きな文字で印刷

ハス(蓮)(ハス科ハス属)

ハスの図鑑

自生環境

池や沼、湖など

原産地

熱帯アジア

特徴

  • そこそこの水深がある池や沼に生える多年草です。
    主な花期は6月から7月で、花は直径20センチメートル以上、午前中を中心に開きます。
  • 水底の泥の中に太い地下茎を長く伸ばしながら、どんどん増えていきます。この地下茎はレンコン(蓮根)と呼ばれます。
    ただし観賞用の品種はあまり美味しくないと言います。
  • 葉の表面はよく水をはじきます。この構造を応用したものがはっ水加工です。小さな葉や、生育初期の葉は水面に浮かびますが、ふつうは水面から大きく突き出るように葉をのばします。
  • 果托は穴がだらけで、1つの穴に1つずつ、タネが入っています。
    この果托がまるで蜂の巣のように見えることから、古くはハスのことを「はちす」と呼んでいました。

ハスの画像その1。花は午前中を中心に咲く。1つの花の寿命は4日ほど。花には香りがある。

ハスの画像その2。果托がまるでハチの巣そっくり!1つの穴にタネは1粒。

ハスの画像その3。葉は水をよくはじく。葉や花は水面から大きく突き出る。小さめの葉は水面に浮かぶことも。

大賀ハス

1951年、千葉の検見川で、大賀一郎博士のチームが、2000年以上前のものと推定されるハスのタネを発掘しました。
そのタネから育った株は1952年7月18日に初開花。この花は直径25cm、淡紅色、花弁数23枚との記録が残っています。このハスは「検見川の大賀蓮」と呼ばれ、株分けしたものが各地に植えられ、千葉県の天然記念物として、また千葉市の花として広く親しまれています。

市内の分布状況

市内には自生しません。
大賀ハスは、関宿総合公園などに植えられています。
昔からある沼などには、かつての蓮田の名残と思われるものが見られることもあります。

市内の分布図。

予想される被害

  • 駆逐
  • 水流妨害

勢いよく繁茂するので、天然の湖や沼などに、新たに植えるのは、あまりおススメできません。
大量の堆積物で水質が悪化したり、水の流れが滞るなどの影響が懸念されます。

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