シリーズ38 みこしの掛け声「やんわり前だ」



野田の魅力を発見!!シリーズ「市制施行75周年の歴史(4)」
野田独特のみこしの掛け声「やんわり前だ」は、みこしを先導する人が、担ぎ手に対して「そろりと、前へ進め」と指示を出すときに使われています。平成21(2009)年に、「野田みこしパレード」20周年を記念し作成されたマスコットキャラクターの名前も掛け声の「やんわり前だ」に由来する公募案に決定し、「やんわりまえだ君」になっています。さらに、野田のみこしで特徴的なのは、多くのみこしが2本の長い担ぎ棒(長尺の二天棒)で担ぐことです。これは、江戸みこしのように担ぎ手がリズムを揃えて上下にみこしを揺らしながらしずしずと進む方法に適さないみこしです。そのため、「ガンガラ」と呼ばれるブリキの一斗缶を叩いて「タン・タカ・タン・タン」の合図で調子を合わせて担ぎます。軽快なリズムを刻むガンガラの音と「やんわり前だ」の掛け声が一体となるみこしが野田の特徴で、さらに、みこしの形状が、雨蛙や樽、獅子など、野田ならではのみこしもあります。
野田のみこしが一堂に集まり練り歩く姿を一度に楽しめるイベントとして、「野田みこしパレード」が市制施行40周年を記念して始まりました。
今年の開催は8月9日土曜日ですので、足を運んで、他の地域には見られない野田独特のみこしを楽しんでみてください。
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