下の子が生まれてから、上の子の赤ちゃん返りに困っています。どうしたら良いでしょうか。
赤ちゃん返りは、きょうだいが生まれたことなどをきっかけに、それまでできていたことができなくなったり、赤ちゃんと同じようにお世話をされることを望んだり、赤ちゃんに対してやきもちをやくことなど、その子によっていろいろです。ママの妊娠中からみられることもあります。
赤ちゃんが生まれることで、家族の生活は変化します。保護者の方が赤ちゃんのお世話にかかりっきりになることで、自分への愛情が減ってしまったのではないかと不安になり、構ってもらいたい、安心感を得たいと思うことから赤ちゃん返りはみられます。
赤ちゃん返りの対応には、スキンシップや声掛けがとても大切です。
具体的な対応例をお伝えします。
きょうだいがうまれることに向けた準備をしましょう
- 赤ちゃんが生まれることやお兄ちゃんお姉ちゃんになる絵本を一緒に読む。
- 赤ちゃん人形などでお世話をする遊びを取り入れてみる。
赤ちゃん返りが始まったと感じたときは
- お子さんが抱っこをしてほしい、話を聞いてほしいタイミングで抱っこしたり撫でたり、一旦手を止めて話を聞く。
例えば、下のお子さんの育児を手伝ってくれたとき、「ありがとう。助かったよ」と声をかけてあげる。 - できたことやありのままの様子、例えば「車のおもちゃで遊んでいるの。たくさん並べたね。」など声をかける。
今あなたに注目してるよ、あなたのことが大好きなんだよ、とわかるようにお子さんの良いところを見つけながら穏やかな気持ちで対応する。 - 時間や気持ちに余裕がないときは、無理せずお子さんから離れたり、大きく深呼吸をしたりするなど冷静になってから関わる。
最後に、赤ちゃん返りは子どもの成長に必要なことです。また、スキンシップはお互いに心地よいものです。安心感を感じられるスキンシップをたくさんとって、お子さんと一緒に大変な時期を乗り越えていきましょう。
赤ちゃん返りなど子育てで心配なことは抱え込まずに保健センター母子保健係までご相談ください。
保健センター 母子保健係 電話04-7125-1190
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