マイ・タイムラインを作ろう

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ページ番号 1039238 更新日  令和5年9月28日 印刷 大きな文字で印刷

マイ・タイムラインとは

マイ・タイムラインとは、洪水や浸水のような進行型の災害が発生した際に「いつ」、「なにをするのか」を整理した個人の防災行動計画です。
台風の接近などにより、野田市に流れる河川(利根川や江戸川等)の水位が上昇した場合などを想定し、住民一人ひとりがとる防災行動をあらかじめ時系列で整理した、マイ・タイムラインを作成しておくことで、いざという時に慌てることなく避難行動をとることができます。
また、洪水等が発生したのが、「夜間だったら?」「職場にいたら?」というような様々なシチュエーションを想定し、計画を作ることが非常に重要となりますので、家族や地域の方と話し合いながら作成に臨みましょう。

マイ・タイムラインの作成方法

用意するもの

  1. 各種ハザードマップ(洪水・土砂災害)
    野田市で作成しているハザードマップを活用し、自宅や近くの避難所が浸水想定区域や土砂災害警戒区域に位置していないか確認します。
  2. マイ・タイムライン(ひな形・記載例)
    野田市洪水ハザードマップに1部付属しているほか、以下リンクからも様式をダウンロードすることができます。
    注:様式は任意のため、ご自身で他の様式を活用いただくことも可能です
  3. 筆記用具

STEP1 自分の住む地域の特性や家庭の状況を知ろう

まず最初に自分の住む地域や避難しようとしている避難所は、洪水が発生した際に浸水想定区域内に位置するのか、「野田市洪水ハザードマップ」で確認しましょう。
自宅付近が浸水想定区域に位置する場合には、市から避難情報が発令された場合に、安全な場所へ避難する必要があります。自宅から市内の安全な避難所に避難するのか、もしくは県外の親戚宅などに避難するのかによって避難に要する時間や避難経路が変わりますので、一番最初に確認することが重要です。
また、家族の中に高齢者や妊婦など、避難の際に配慮が必要となる方はいませんか。その場合には常備薬や母子手帳など、非常用持ち出し品の中身に配慮が必要なほか、早めの避難が必要となるなど避難行動を見直す必要があります。

注:自宅が浸水想定区域外に位置する場合は、避難所などへ避難する必要はありません。日頃から家庭内備蓄品を確保し、在宅避難を行いましょう。

STEP2 避難する場所と避難開始のタイミングを考えよう

自分が住む地域の特性などを理解したら、次に避難する場所(避難先)を決めてください。
避難場所として想定されるのは、最寄りの洪水対応の指定避難所、県外の安全な親戚宅、ホテルなどです。自宅から最も近い避難所はどこなのか?ライフスタイルや家族構成を考慮したときに生活しやすい避難場所は?ご家族と話し合いながら考えてみましょう。

避難場所が決まったら、避難開始のタイミングと避難までの所要時間について検討します。
自宅から避難場所に行くまでにどれくらいの時間がかかるのか?非常持ち出し品などの確認や家族への連絡にかかる所要時間は?
また、避難情報や気象情報を収集した上で避難するタイミングはいつになるのか考えましょう。

(検討例)

自身又は家族が高齢者であり、県外の親戚宅(車で30分)へ避難する場合

市から注意喚起のまめメールが配信された段階で、非常用持ち出し品及び避難経路の再確認を行い、市が発令する「高齢者等避難(レベル3)」の段階で親戚宅へ車で避難を開始する。

自身が自主防災組織の役員であり、地域に住む要配慮者の方へ声掛けを行う必要がある場合

洪水注意報が発表された段階で、自主防災組織内で役割分担を再確認しておき、「高齢者等避難(レベル3)」が発令された段階で、地域に住む要配慮者へ避難の呼びかけを行う。
「避難指示(レベル4)」が発令されたら、地域住民とまとまって近くの指定避難所へ避難を開始する。

注:市外に避難する場合には、ハザードマップポータルサイト等で避難先のハザードマップをご確認ください

STEP3 整理した内容を書き込んでマイ・タイムラインを完成させよう

地域の特性や避難のタイミングなどの整理が終わったら、今までの情報を踏まえて、実際にマイ・タイムラインの「私と家族の行動」欄へ自分の避難行動計画を書き込んでみましょう。
自分や家族がとる行動ごとに所要時間を記載し、避難準備から避難完了までにかかる所要時間を把握することで、災害が発生したときに慌てずに行動することができます。
また、地域の中で避難の呼びかけや、要配慮者と同行避難をするなど役割を担っている方は、最下段にある「地域の行動」欄にも忘れず記載してください。

マイ・タイムライン記載例
マイ・タイムライン(記載例)

完成!

注意事項

洪水・土砂災害は自然現象であるため、必ずしも作成した「マイ・タイムライン」どおりに事態が進行するとは限りません。
また、作成した「マイ・タイムライン」どおりに行動すれば、必ずしも安全とは限りません。
そのため、実際に作成したマイ・タイムラインを使用する際には、以下の点に注意しましょう。

災害時は、こまめに気象情報や避難情報等を収集・確認する

作成したマイ・タイムラインと収集・確認した気象情報や避難情報等を見比べながら、  必要に応じて早めの避難行動をとる

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このページに関するお問い合わせ

市民生活部 防災安全課
〒278-8550 千葉県野田市鶴奉7番地の1
電話:04-7136-1779
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。