避難所開設の手順書(ファーストミッションシート)

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ページ番号 1048880 更新日  令和7年9月17日 印刷 大きな文字で印刷

避難所を開設する時はファーストミッションシートを使いましょう

大規模災害が発生!あなたはどうしますか?

大規模災害発生時は、自宅での生活が困難となり、避難所生活を余儀なくされる場合があります。

避難所は、地域で支えあい助け合いながら運営していくひとつの集合住宅のような施設であり、地域住民による「自主運営」を基本としています。

風水害時や大規模事故などでは、市の職員が避難所に参集して開設しますが、地震など大規模災害では市の職員も住民と同様に被災する可能性があり、また、道路事情などから避難所に参集できないことも予想されます。

避難所の開設や運営は、避難者のみなさんで協力し合いながら進めていきましょう。

被災状況
能登半島の被災状況(市職員撮影)
能登半島での避難所の様子
能登半島での避難所の様子(市職員撮影)

ファーストミッションシートとは

避難所に集まった住民自らが早期に避難所を開設できるように、初めに(ファースト)やるべき任務(ミッション)を記載した手順書(シート)が「ファーストミッションシート」です。

手順書は、「誰でもできる」「みんなでやれる」をコンセプトとし、避難所について詳しく知らない方でもわかりやすく具体的な手順が書かれています。

フェーズごとのミッションシート及び表示物の一例

ファーストミッションシートはどこにある?

災害時に避難所となる施設の入口付近に、最初のファーストミッションシート「避難されてきた方へ」が設置してあります。

避難所によって設置しているところが異なりますが、例えば、小中学校では体育館の入口付近、公民館などでは施設の入口付近にあります。

小中学校では体育館のカギが入っているダイヤルキーがあり、その付近にファーストミッションシートが設置してあります。

まずは、ファーストミッションシート「避難されてきた方へ」とダイヤルキーを探しましょう。

掲示物1
まずはこれを探してください。ファーストミッションシート「避難されてきた方へ」
ダイヤルキーその1
ダイヤルキーの設置例その1
ダイヤルキーその2
ダイヤルキーの設置例その2

避難所の開錠した後は、備蓄品の1つである「避難所開設ボックス」の中に続きのファーストミッションシートがあります。

「避難所開設ボックス」の設置場所は、最初の「避難されてきた方へ」に書いてあります。

「避難所開設ボックス」を探しましょう。

避難所開設ボックス
備蓄品の中から避難所開設ボックスを取り出しましょう

ファーストミッションシートの使い方

大規模災害発生時、避難所に参集したが、市の職員や施設管理者(学校では先生など)が参集しない時には掲示してある指示書に従って、集まってきた人と協力しながら避難所を開設するためのミッションをこなします。

(1)避難所の入口に付近にある「避難されてきた方へ」を読みましょう。

(2)施設の安全確認をしましょう。確認方法は「避難所被災状況チェックシート」を使いましょう。

(3)施設の開錠をしましょう。小中学校であれば体育館のカギが近くのダイヤルキーの中に入っています。

(4)備蓄場所から「避難所開設ボックス」を取り出しましょう。小中学校であれば体育館のステージ下や器具庫などにあります。

(5)「避難所開設ボックス」を開けると、屋内で行うファーストミッションシートが入っていますので、指示に従って進めましょう。

(6)最後にすべてのミッションを終えたら、市の災害対策本部へ避難所開設報告をしてください。

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